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世界ジュニア選手権大会

 今大会の男子団体のシーディングリストで、第5シードとなった日本男子チーム。準々決勝から出場する第4シードまでに入ることができず、予選グループからの出場となる。同じ予選グループ1に入ってきたのはチリとタイ。大会初日の11月24日にチリ、翌25日にタイと対戦する。タイのエースは、18年ジュニアサーキット・セルビアオープン2位のパナギットグン。侮れない相手だが、オーソドックスな右シェークドライブのスタイルなので日本にとっては戦いやすい。

 日本は予選グループ1を1位で通過すると、準々決勝でロシア(第1シード)、チャイニーズタイペイ(第2シード)、中国(第3シード)、フランス(第4シード)のいずれかのチームと対戦する。予選2試合でペースをつかみ、準々決勝で今大会の初戦を迎える中国を一気に呑み込む……というシナリオも描けるが、果たしてどのチームと準々決勝で当たるか。ロシアと中国、フランスとチャイニーズタイペイが同じブロックなので、まずはフランス・チャイニーズタイペイのブロックに入りたい。

 一方、日本女子はジュニア女子団体の第2シード。第1シードの中国とは決勝まで当たらず、準決勝ではチャイニーズタイペイと当たる組み合わせだ。日本にとって怖いのは、アジアジュニアのジュニア女子団体準決勝で日本が2ー3で敗れた北朝鮮が予選グループを勝ち上がると、準々決勝で当たる可能性があること。バック面に粒高を貼る左腕のキム・クムヨンがエースで、女子団体の勢力図を大きく変える存在だ。