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速報・現地リポート

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全日本卓球選手権大会

●女子ダブルス1回戦
久田智世那・君野彩花(Lycoris) 7、9、−7、9 大田愛佳里・三好峰子(長崎大・若葉クラブ)

 男女を通じて大会最年長の43歳、長崎・若葉クラブの三好峰子が女子ダブルス1回戦に出場。接戦を展開したが、惜しくも初戦突破はならなかった。

 「いやあ……悔しいですね。あとちょっとというところができていないから、勝ちにつながらなかった。それが一番悔しいですね。子どももふたりいるし、時間的にもやるべきことは全部できないんですけど、みんな同じ条件での試合ですから」。試合後のミックスゾーンで語ってくれた三好さん。ちなみに9年前に全日本に出た時には、今回ペアを組んだ大田愛佳里さんの姉・優佳里さんとペアを組み、その優佳里さんが今回はベンチに入り、ふたりにアドバイスを送った。

 ペアの歳の差は21歳。「子どもですね(笑)。でもすごくかしこいから、試合中にひらめいたことをどんどん言ってくれて、歳の差を感じないダブルスができるのがすごく良かった」と若きパートナーを讃えた三好さん。卓球をしない日は必ず走り、体重を増やさないように日々の努力を欠かさないという。「下半身はマイナス20歳くらいなのかなと自分では思います(笑)」という言葉どおりの軽快な動きを見せていた。

 パートナーの大田さんは「(三好さんは)私より若いです(笑)。今日はここぞというところで決められなかったり、ミスが出てしまったのが悔しい。来年また出て1勝したいです」とコメント。全日本の大舞台を爽やかに戦い抜いた。
  • 女子ダブルス1回戦に出場した大田(左)・三好ペア

  • 互いにアドバイスを送り、力を合わせて戦った