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全日本卓球選手権大会

愛媛代表の井上一輝と高橋拓己(フジ)が男子ダブルス初戦を突破。
社会人7年目の井上が1年目の高橋を引っ張るナイスペアだ。愛媛国体後に縮小されるかと思われたフジだが、会社が卓球部を応援してくれているので、今でも定時上がりで週に5〜6日の練習ができる。

卓球部の目標としては、日本リーグへの参戦だ。上司は前向きに検討してくれており、部員たちは期待しているが、今は部員数が少ないので、一緒に戦ってくれるメンバーも募集中。
「すぐに入れますよ!」と井上。愛媛で卓球就職したいと願う人には朗報だろう。

そんな二人に用具のこだわりを聞いてみた。
井上の用具は
ラケット:呉尚垠(バタフライ/廃番)
ラバー:省キョウ3ブルースポンジ(紅双喜)/スーパーヴェンタス(TSP)

「大学の時に使っていて、2本持っていたんですが、1本折れてしまい、『キョウヒョウ皓』を使っていました。社会人になって、また使ってみようと思い、取り出したんです。
 ぼくはカーボンは難しい。中国ラバーを使っているので、みんな『ビスカリア』とかに合わせてますが、飛びすぎてコントロールができないし、スイングが遅いと回転がかからなくて棒球になってしまう。やっぱり木材合板が良いですね。
 ラバーは出身校が滝川第二なので、昔から中国ラバー。省チーム用のキョウヒョウ3ブルースポンジです。全然飛びませんが。
 バックのスーパーヴェンタスは最近変えました。もともとオメガ5ツアーDFを使っていて、もう少し引っかかりがほしかったんです。バックはあまりうまくないので、ミスは減らしたいです。定番は嫌いなので、人とは違うものを使いたいですね」

中央大学時代はインナーフォースに両面テナジーを使用していた高橋はフルチェンジ
ラケット:ゼバレート
ラバー:ラクザX/ラクザ7(すべてヤサカ)

「全部変えました。監督さんの勧めでヤサカにしました。最初はアルネイドを使ったんですが、もっと球持ちがほしかったし、回転がほしかったので、ゼバレートにしました。
ラバーはラクザXはカウンターがやりやすくて、強く来たボールを打ち返しやすい。ラクザ7は表面が引っかかるので、チキータがやりやすいですね。特に緩いボールに強いです。

ぼくはラケットは新しいのがいいです。井上さんみたいに長くは使いません。グリップが滑っちゃうし、湿気を吸ってほしくない。新品のカラッとした感じが好きです。長くても半年で変えます。贅沢ですよね(笑)」
  • 2回戦は笠原/上村(シチズン時計)に挑戦する

  • 懐かしき呉尚垠