スマホ版に
戻る

速報・現地リポート

トップニュース速報・現地リポート

全日本卓球選手権大会

 男女シングルスの他にも、注目トピックスは盛りだくさん。男子シングルスは欠場となった水谷隼(木下グループ)だが、男子ダブルスには出場。今大会で優勝を果たすと、松下浩二、渋谷浩の持つ7回の記録を抜き、単独1位の8度目の男子ダブルス優勝となる。前回大会と同じく、大島祐哉(木下グループ)とのペアで出場するが、ダブルスでも歴代1位の座をつかみ取るか。

 次に今大会の男女シングルスの最年少出場者。男子は小学6年の松島輝空(木下グループ)で一般シングルスは今回が初出場、女子は小学5年の張本美和(木下グループ)で昨年に続き2年連続での一般シングルス出場となる。張本は前回大会で3回戦まで進出。松島も世界選手権1次選考会で金光宏暢(日本大)らから勝利を上げており、一般でも十分に戦えるポテンシャルはある。松島はジュニア男子と混合ダブルスにも出場しており、大会1日目から登場。昨年ベスト8まで勝ち進んだジュニアでは、張本智和(木下グループ)以来の小学生での表彰台を狙う。張本はジュニア女子、女子ダブルスに出場し、こちらも大会初日第1試合から登場する。

 女子はジュニア世代も将来性溢れる逸材揃いで、ジュニア女子でも白熱の優勝争いが繰り広げられそうだ。世界ジュニア優勝の長﨑美柚(JOCエリートアカデミー/大原学園)は今回エントリーがなかったが、昨年度大会でサプライズVを果たした出澤杏佳(大成女子高)が連覇を狙う。ジュニア女子の連覇となれば、2006〜2009年度大会で4連覇の石川佳純(全農)以来となる。今大会は中学生に有望株が揃っており、前回大会で中学2年にして決勝に進んだ大藤沙月(ミキハウスJSC)、中学2年にして一般準優勝の木原美悠(JOCエリートアカデミー)、世界ジュニア準優勝の中学1年の小塩遥菜(JOCエリートアカデミー)と注目株がめじろ押し。Tリーグでも勝利をあげた中学3年の赤江夏星(貝塚第二中)も高い攻撃力で大器の予感漂う。
  • 前回は3位に終わった水谷・大島。2年ぶりVで記録更新なるか

  • 一般男子最年少の松島。ジュニアでも期待がかかる

  • 張本は小5にして2年連続の一般シングルス出場

  • 出澤は石川以来のジュニア連覇に挑む