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中国リポート

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 10月9日、山東省済南市の東荷体育館で、『2018ー2019中国卓球クラブスーパーリーグ』の開幕戦が開催。女子の山東斉魯交通と八一南昌が対戦し、山東が3ー2で勝利した。結果は下記のとおり。

☆☆☆ 2018-2019中国卓球クラブスーパーリーグ 女子第1節 10.9 ☆☆☆

〈山東斉魯交通 3ー2 八一南昌〉

 李佳イ ー8、ー4、ー7 孫銘陽○
○朱雨玲 5、4、5 劉㬢
 顧玉ティン/李佳イ 5、ー11、2ー7 木子/陳可○
○朱雨玲 ー6、3、9、ー4、7ー5 孫銘陽
○文佳 6、11 陳可
※3番ダブルスと5番は3ゲームズマッチ/すべて最終ゲームは7点制で行う

 山東斉魯は山東魯能から移籍した新エースの朱雨玲が、期待どおり2勝を挙げる活躍を見せた。今シーズンのスーパーリーグは、選手の移籍が非常に多く、各クラブの顔ぶれがガラリと変わっている。各クラブのメンバーは後ほどお伝えします。

 ……それにしても、スーパーリーグの何と静かな開幕か。9月27日に選手の移籍先が決まる摘牌(ドラフト)会議が行われ、それについては多少ニュースが流れたのだが、開幕の日時や見どころについての報道はほぼ皆無。公式ホームページ上でもまったく告知がなかった。中国の卓球雑誌『ピンパン世界』編集部から、「スーパーリーグの開幕は10月10日、でもリーグの開催者側の準備が遅れていて、まだ告知できていない」ということを聞いていたが、その前日の10月9日に1試合のみで突然の開幕を迎えた。

 昨シーズンも開催が危ぶまれるほど開幕が遅れ、プレーオフを中止してレギュラーシーズンのみで順位を決定したスーパーリーグ。かつて『超級リーグは卓球のNBA(米プロバスケットボールリーグ)を目指す』と語った蔡振華はすでにスポーツ界を離れ、今シーズンも運営するだけで精一杯、というシーズンになりそうだ。