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中国リポート

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★★★ 2018ー2019 中国卓球クラブスーパーリーグ 男子第17節 1.26 ★★★※男女とも3番ダブルスと5番は3ゲームズマッチ/すべて最終ゲームは7点制で行う

〈安徽朗坤 3−1 上海中星〉

○徐海東 −8、13、5、5 劉吉康
○周啓豪 7、10、10 許シン
 周啓豪/朱誠 −9、6、3−7 趙子豪/程靖チィ○
○徐海東 6、−12、9、1 許シン

〈深圳宝安明金海 3−0 江蘇中超電纜・利永〉
○周雨 11、10、9 孫聞
○徐晨皓 5、6、10 楊碩
○徐晨皓/ハオ帥 8、−8、8−6 張煜東/林晨

〈天津卓球 3−0 四川長虹〉
○林高遠 11、11、9 許鋭鋒
○馬特 7、−9、3、6 頼佳新
○朱霖峰/任浩 7、6 厳昇/許鋭鋒

〈八一南昌 3−2 河北覇州海潤〉
○樊振東 9、9、7 于何一
 趙剣彦 −10、10、7、−9、6−8 王楚欽○
○周愷/趙剣彦 9、3 曹巍/于何一
 樊振東 −9、−7、−8 王楚欽○
○周愷 3、−9、7−1 牛冠凱

〈山東魏橋・向尚運動 3−2 山東魯能〉
 薛飛 6、−5、−5、−2 尚坤○
○梁靖崑 −7、5、2、9 徐英彬
 薛飛/夏易正 −8、−7 閻安/張超○
○梁靖崑 9、9、−7、9 尚坤
○夏易正 8、−5、9−7 閻安

☆☆☆ 2018ー2019 中国卓球クラブスーパーリーグ 女子第17節 1.26 ☆☆☆

〈北京首鋼 3−2 山西大土河・華東理工〉

 武楊 −10、−7、7、8、5−7 穆静毓○
○丁寧 6、7、−11、−9 車暁㬢
○丁寧/李佳原 −11、5、7−2 穆静毓/張薔
 武楊 −3、−9、9、−7 車暁㬢○
○李佳原 −9、9、7−4 胡麗梅

〈八一南昌 3−2 鴻安牛業〉
 木子 6、−8、−7、−10 何卓佳○
○孫銘陽 10、8、8 劉詩ウェン
○陳可/劉㬢 7、−7、7−5 何卓佳/銭天一
 木子 −10、6、−7、−7 劉詩ウェン○
○陳可 9、9 馮亜蘭

〈山東斉魯交通 3−0 四川穹窿先鋒〉
○朱雨玲 5、8、7 袁媛
○顧玉ティン 8、10、11 楊惠菁
○李佳イ/顧玉ティン 6、5 郭艶/袁媛

〈山東魯能 3−1 深圳大学〉
 劉斐 −2、4、5、−8、3−7 陳夢○
○王曼昱 −6、9、−8、7、9−7 孫穎莎
○陳幸同/劉高陽 −4、7、7−5 王芸迪/孫穎莎
○王曼昱 −8、9、8、4 陳夢

〈黒龍江中州電纜永剛 3−1 武漢安心百分百〉
○袁雪矯 7、12、−8、−9、10−8 朱成竹
○馮天薇 8、10、10 張繽月
 劉銘/馮天薇 −13、4、7−9 朱成竹/張瑞○
○袁雪矯 6、−8、−8、7、7−5 張繽月

 スーパーリーグの男女第17節が1月26日に開催された。男子は勝てばプレーオフ進出が確定していた上海が、安徽に苦杯。許シンが徐海東に1−3で敗れたのは驚きだ。シーズン開幕当初はダブルス要員に過ぎなかった徐海東だが、昨年12月の世界ジュニアを制してから、第14節で林高遠、第15節で閻安、さらにこの第17節では許シンを破る大活躍。台上プレーや裏面打法も起用にこなす右ペンドライブ型だが、線が細くて3球目攻撃の一発の威力がなく、世界ジュニアで優勝してからも「中国のトップに来る可能性は低い」というのが正直な感想だった。この活躍は衝撃的です。

 男子は3位の上海と4位の天津が11勝6敗、5位の山東魏橋と6位の深圳が10勝7敗という成績。順位の上では上海が3位だが、4位の天津は5・6位の両チームとの直接対決を2戦2勝としており、1位の八一、2位の山東魯能に続いてプレーオフ進出が確定している。一方、上海は山東魏橋との2試合の対戦で、獲得ゲーム数で山東魏橋が上回っているため、最終の第18節で上海が天津に敗れ、山東魏橋が八一に勝利すると、逆転を許すことになる。格下の安徽戦に敗れたのは非常に痛い。

 一方、女子は八一と鴻安のプレーオフ進出を懸けた一戦を八一が制した。鴻安は何卓佳が木子との右シェーク異質対決を制し、幸先よく1勝を挙げたが、劉詩ウェンが巨漢プレーヤーの孫銘陽にまさかのストレート負け。続くダブルスも惜敗し、勝機を逸した。

 中国では2月28日〜3月3日、中国・深圳で世界選手権個人戦ブダペスト大会の代表選考会、「地表最強12人」が行われる。男子は馬龍、樊振東、許シン、林高遠、梁靖崑、王楚欽、女子は丁寧、劉詩ウェン、朱雨玲、陳夢、王曼昱、武楊の各6名の出場がすでに決まっており、残る各6名の顔ぶれは2月12〜17日に行われる第1次選考会で決定する。中国では2月5日が春節(旧正月)だが、選手たちはスーパーリーグのプレーオフに代表選考会と、気の休まる暇はなさそうだ。

★第17節終了時点での男子順位
1   八一南昌        13勝4敗
2   山東魯能        12勝5敗
3   上海中星        11勝6敗
4   天津卓球        11勝6敗
↑↑↑ 上位4チームまでがプレーオフ進出 ↑↑↑
5   山東魏橋・向尚運動   10勝7敗
6   深圳宝安明金海     10勝7敗
7   河北覇州海潤      7勝10敗
8   安徽朗坤        7勝10敗
9   江蘇中超電纜・利永   4勝13敗
10  四川長虹        0勝17敗

☆第17節終了時点での女子順位
1   山東魯能        15勝2敗
2   深圳大学        14勝3敗
3   山東斉魯交通      13勝4敗
4   八一南昌        11勝6敗
↑↑↑ 上位4チームまでがプレーオフ進出 ↑↑↑
5   鴻安牛業        10勝7敗
6   北京首鋼        7勝10敗
7   山西大土河・華東理工  7勝10敗
8   黒龍江中州電纜永剛   5勝12敗
9   四川穹窿先鋒      2勝15敗
10  武漢安心百分百     1勝16敗
  • 18年世界ジュニアでの徐海東のプレー。優勝を機にスーパーリーグでも活躍