スマホ版に
戻る

中国リポート

トップニュース中国リポート
 2月25日、中国卓球協会は報道各社を集めてメディアブリーフィングを行い、2020年東京五輪を見据えた戦略と、新たな国家チームの指導体制を発表した。コーチ陣の顔ぶれは下記のとおり。

★男子1軍チーム
主教練(監督):秦志戩
組長(ヘッドコーチ):劉国正
教練(コーチ):王皓、陳チィ(王+己)、劉志強、劉恒、張洋
★男子2軍チーム
組長(ヘッドコーチ):陳振江
教練(コーチ):有于洋、王建軍

☆女子1軍チーム
主教練(監督):李隼
組長(ヘッドコーチ):馬琳
教練(コーチ):肖戦、黄海誠、郭炎、邱貽可、馬俊峰
☆女子2軍チーム
組長(ヘッドコーチ):閻森
教練(コーチ):李大成、朱文韜、王翔

 男子1軍チームの監督には、昨年6月の中国オープンでのボイコット騒動で監督職を解かれた秦志戩が復帰。劉国正がヘッドコーチとなった。女子1軍チームは李隼が引き続き監督を務め、馬琳がヘッドコーチに就任。丁寧の担当コーチだった陳彬や、女性コーチの張琴などがコーチ陣から外れたが、本人の申し出によるものだと報道されている。8年に渡って丁寧を指導してきた陳彬は健康に不安を抱えていたようだ。

 男女とも王皓、陳チィ、馬琳、邱貽可など、中国卓球協会の劉国梁会長が男子チーム監督だった時代に指導した「劉国梁チルドレン」たちが多く入閣。現場復帰を果たした劉国梁会長による強化体制が本格的にスタートする。国家チームの主要なコーチ陣による「指導部」、張怡寧・王楠・李暁霞など往年のレジェンドプレーヤーが知恵を授ける「参謀部」なども組織され、2020年東京五輪に向けて総力戦で臨む構えだ。
  • 17年全中国運動会で、選手のプレーをチェックする秦志戩。ちょっと怖いですね…

  • 18年世界選手権団体戦で、熱いアドバイスを送る李隼(右端)