スマホ版に
戻る

欧州リポート

トップニュース欧州リポート
 4月11~15日にルクセンブルクで行われるロンドン五輪・ヨーロッパ大陸予選。男女チームとも日本のライバルとなるドイツからは、バスティアン・シュテガーとイレーネ・イヴァンカンが出場。パトリック・バウムとチェンチー・バーテルがリザーブ(補欠)となった。

 すでに男子のボルとオフチャロフ、女子の呉佳多とジルベライゼンが五輪出場権を獲得しているドイツ。団体戦に出場する3番手は、男子はシュテガー、バウム、ズースの3選手の争いとなった。前回の北京五輪にはズースが出場したが、ズースは昨年の世界選手権後に右ひざを負傷し、長期離脱を余儀なくされたため、選考レースから脱落。右利きのシュテガーと左利きのバウム、ロスコフ監督が選んだのはシュテガーだった。ドイツ男子はボル/シュテガーのダブルスに、オフチャロフの2点使いというオーダーで勝負するのか。

 女子は3番手争いは混沌としていたが、昨年のヨーロッパ選手権で女子シングルス2位のイヴァンカンが選ばれた。右シェークフォア表攻守の呉佳多、右シェークドライブのジルベライゼン、右シェークカット+攻撃のイヴァンカンと多彩な戦型で、対戦相手もオーダー予想に苦しみそうだ。
 左写真はシュテガー(上)とイヴァンカン。