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ヨーロッパチャンピオンズリーグ 女子グループA
9/21 [ヘーレン 3-0 サンドナテーゼ]
9/21 [クロッパッハ 3-0 モンペリエ]

 ECL(ヨーロッパチャンピオンズリーグ)の女子グループA第2戦は9月21日に行われた。梅村礼が所属しているサンドナテーゼ(イタリア)はヘーレン(オランダ)と対戦。ヘーレンは世界選手権ザグレブ大会ベスト8の王晨、リー・ジャオ、倪夏蓮が主力のチーム。第1戦はモンペリエ(フランス)にストレート勝ちしており、ベテラン揃いだが非常に強力なメンバー構成だ。この強敵に対して、サンドナテーゼは梅村の代わりに張暁武を起用するまさかのオーダー。EU籍外選手は一人しか出場できないルールとなっているが、第1戦で唯一の得点を挙げた梅村を外すとは、彼女にとっても青天の霹靂(へきれき)だったであろう。ちなみに張暁武は今季は中国・超級リーグにも出場しており、0勝4敗という成績だった。
 この試合はヘーレンの2戦連続となるストレート勝ちで終わった。3番でバデスクが倪夏蓮との“超”ベテラン対決で熱戦を披露したが、1番ドデアン、梅村の代わりに出場した2番チャンはともに完敗した。

 サンドナテーゼはこれで予選2戦2敗。次戦は10月に同じく現在2戦2敗のモンペリエと対戦予定。どちらにとっても負けられない一戦となる。

写真:2番でチャンに勝利したリー・ジャオ(世界選手権ザグレブ大会時)



9/21 ヘーレン 3-0 サンドナテーゼ
○王晨 6、8、5 ドデアン
○リー・ジャオ 6、5、-8、5 張暁武
○倪夏蓮 -8、2、-6、2、9 バデスク