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欧州リポート

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 10月16~17日の二日間、ロシアで「ヨーロッパスーパーカップ」という大会が行われた。今回が初の開催となる同大会。ヨーロッパ男子トップ選手8名が選出され、4名ずつに分かれて予選リーグを行い、各グループ上位2名が準決勝に進出できる。と、いうようにヨーロッパトップ12と似たような性格を持つが、こちらの賞金総額がなんと12万ドル(=約1400万円)。ヨーロッパでは過去最高金額の大会であり、今後どのような道を歩んでいくのかが楽しみだ。
 17日に行われた決勝にはボル(ドイツ)とサムソノフ(ベラルーシ)が進出。やはりヨーロッパではこの二人の力が抜けている。幾度となくヨーロッパの頂点を争っている二人だが、今回はボルがストレートでサムソノフを下し、見事に初代チャンピオンに輝いた。3位には決定戦でスミルノフ(ロシア)を下したメイス(デンマーク)が入った。準決勝ではサムソノフをあと一歩まで追いつめており、復活の兆しが見えてきたか。



●予選リーグ
グループA:1.ボル(ドイツ) 2.メイス(デンマーク) 3.シュラガー(オーストリア) 4.ルボツォフ(ロシア)
グループB:1.サムソノフ(ベラルーシ) 2.スミルノフ(ロシア) 3.陳衛星(オーストリア) キケン.クレアンガ(ギリシャ)
●準決勝
ボル -9、-8、9、-10、8、6、5 スミルノフ
サムソノフ -10、8、4、4、-9、-9、8 メイス
●3位決定戦
メイス -1、6、-5、7、4、5 スミルノフ
●決勝
ボル 9、4、9、14 サムソノフ