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欧州リポート

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11/12 [ユーリッヒ 3-6 デュッセルドルフ]
11/12 [ブレーメン 6-4 プリューダーハオゼン]
11/12 [グレンツァオ 6-4 オクセンハオゼン]
11/13 [フリッケンハオゼン 6-0 ゲナン]
※左側のチームがホーム


 11月12~13日に、ドイツ・ブンデスリーガ第7節が行われた。6位ユーリッヒと4位デュッセルドルフの対戦は700人もの観客が入る大盛況。高木和vs.水谷の日本人対決はならなかったが、高木和がオフチャロフ(ドイツ)をストレートで敗る奮闘ぶり。ズース相手にもゲームオールと善戦した。しかし、地力に勝るデュッセルドルフが6-3で勝利した。デュッセルドルフの水谷はダブルスでは勝ったものの、シングルスではアポローニャに敗れ、なんとシングルスで5連敗。プロツアーにも参戦している水谷はややお疲れの様子か。

 岸川のブレーメン(現在9位)は最下位プリューダーハオゼンとの対戦。カラカセビッチ(セルビア)に2点獲りを許したが、ブレーメンは全員が1勝を挙げ、プリューダーハオゼンを総合力で上回った。岸川はカラカセビッチにはゲームオールで敗れたが、単複で1勝ずつ挙げてチームの勝利に貢献。ブレーメンは今季2勝目をマークした。

 12日に行われた試合で、一番の注目は現在2位のグレンツァオと3位オクセンハオゼンの対戦。首位のフリッケンハオゼンを追いかける上で、ここで立ち止まるわけにはいけない2チーム。2~5番で4連勝したグレンツァオに対し、オクセンハオゼンもジワリと迫る。グレンツァオの5-4で迎えたラストはパベルカ(チェコ)がボボチーカ(イタリア)を下し、グレンツァオが2位の座を守った。4番の張ユク対梁柱恩の中国香港対決がひとつのポイントとなったか。

 首位のフリッケンハオゼンは8位ゲナンと対戦。順位の差がそのまま表れたような試合で、6-0でフリッケンハオゼンがゲナンを圧倒。首位をがっちりキープ。



11/12 [ユーリッヒ 3-6 デュッセルドルフ]
ロスコフ/高木和 -10、7、9、-5、-7 コルベル/オフチャロフWIN
アポローニャ/フレイタス -8、-6、-9 ズース/水谷WIN
WINロスコフ -4、-4、9、5、10 オフチャロフ
高木和 -8、6、-4、10、-6 ズースWIN
WINアポローニャ 5、-10、8、2 水谷
コソウスキ -7、-8、-6 コルベルWIN
ロスコフ 7、-12、-12、11、-8 ズースWIN
WIN高木和 6、10、9 オフチャロフ
アポローニャ -6、6、8、-6、-9 コルベルWIN

写真:グレンツァオ対オクセンハオゼンで実現した張ユク(上)と梁柱恩(下)の中国香港対決は張ユクが勝利(06世界選手権ブレーメン大会時)

日本人選手の成績
●水谷隼
通算成績
シングルス:2勝6敗
ダブルス:4勝2敗

●高木和卓
通算成績
シングルス:5勝7敗
ダブルス:3勝4敗

●岸川聖也
11/12 [ブレーメン 6-4 プリューダーハオゼン]
WINケーン/岸川 6、10、10 カラカセビッチ/モリーン
岸川 7、-16、-3、9、-3 カラカセビッチWIN
WIN岸川 8、13、11 モリーン

通算成績
シングルス:8勝8敗
ダブルス:4勝3敗


現在の順位(11月13日終了時)
1位:フリッケンハオゼン(5勝2分)
2位:グレンツァオ(6勝1敗)
3位:デュッセルドルフ(5勝2敗)
4位:オクセンハオゼン(3勝1敗3分)
5位:ヴュルツブルグ(2勝2敗3分)
6位:ユーリッヒ(2勝2敗2分)
7位:フルダ・マーバーツェル(3勝3敗)
8位:ブレーメン(2勝6敗)
9位:ゲナン(1勝5敗1分)
10位:プリューダーハオゼン(1分6敗)