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欧州リポート

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11/18 [ヴュルツブルグ 6-4 プリューダーハオゼン]
11/18 [デュッセルドルフ 6-1 グレンツァオ]
11/18 [オクセンハオゼン 5-5 フリッケンハオゼン]
※左側のチームがホーム


 11月18日にはドイツ・BL(ブンデスリーガ)で3試合が行われた。14日の試合でフルダ・マーバーツェルに完敗したヴュルツブルグは最下位のプリューダーハオゼンと対戦。エースの譚瑞午(クロアチア)と4番手チチェチニン(ベラルーシ)が単2勝ずつ挙げる活躍で、辛くもプリューダーハオゼンに勝利した。ヴュルツブルグに敗れ、今季7敗1分とドン底のプリューダーハオゼン。この日は05年世界ジュニア混合複準優勝の実績を持つペーテ(セルビア)を4番手で今季初起用。元ドイツ代表のカイナット(現スロバキア)を破ったが、ラストでチチェチニンに完敗し、引き分けに持ち込むことができなかった。

 水谷が所属しているデュッセルドルフは上位争いをしているライバル・グレンツァオと対戦。ITTFプロツアーに参戦していた水谷は出場しなかったが、ボル・ズース・オフチャロフ(以上ドイツ)・コルベル(チェコ)と圧倒的戦力を誇るデュッセルドルフが6-1でグレンツァオを圧倒した。これでデュッセルドルフは2位に返り咲き。

 首位・フリッケンハオゼンはオクセンハオゼンと引き分けた。ここまで単10勝3敗の成績で、首位を走るチームの原動力となっていた馬文革(中国)がクリサン(ルーマニア)と梁柱恩(中国香港)にともにゲームオール9本で敗れ、2番手のシュテガー(ドイツ)も2敗。厳しい戦いとなったが、9番でトキッチ(スロベニア)がゲームオールで勝利し、ラストにつなぐとバウム(ドイツ)もゲームオールでモンテイロ(ポーランド)を下し、苦しみながらも引き分けで勝ち点をゲットした。フリッケンハオゼンはこれで引き分けが3試合、対戦したオクセンハオゼンも4試合になり、どちらも引き分けが多いチーム。もちろん、勝ちきるだけの底力も欲しいところだが、どちらのチームも上位にいることから、ブンデスリーガではなんとか引き分けに持ち込んで、少しでも勝ち点を得ることもひとつのポイントになりそうだ。



11/18 オクセンハオゼン 5-5 フリッケンハオゼン
クリサン/イェレル -5、-9、5、8、-7 馬文革/バウムWIN
梁柱恩/モンテイロ 5、-3、11、-10、-6 シュテガー/トキッチWIN
WIN梁柱恩 -12、14、7、3 シュテガー
WINクリサン -5、-6、3、8、9 馬文革
WINイェレル 8、10、-9、10 バウム
モンテイロ 5、-4、10、-9、-9 トキッチWIN
WIN梁柱恩 -10、7、9、-7、9 馬文革
WINクリサン 10、6、-5、-5、6 シュテガー
イェレル 8、-2、-5、7、-7 トキッチWIN
モンテイロ -9、10、-7、9、-3 バウムWIN

写真上:今季初登場のペーテ(05世界ジュニア選手権時)
写真下:フリッケンハオゼンのバウム(05世界ジュニア選手権時)。オクセンハオゼン対フリッケンハオゼンは10試合中8試合がゲームオールの大激戦となった

現在の順位(11月18日終了時)
1位:フリッケンハオゼン(5勝3分)
2位:デュッセルドルフ(6勝2敗)
3位:グレンツァオ(6勝2敗)
4位:オクセンハオゼン(3勝1敗4分)
5位:フルダ・マーバーツェル(5勝3敗)
6位:ヴュルツブルグ(3勝3敗3分)
7位:ユーリッヒ(2勝3敗2分)
8位:ブレーメン(2勝6敗)
9位:ゲナン(1勝6敗1分)
10位:プリューダーハオゼン(7敗1分)