昨週末に2019/2020シーズンのヨーロッパチャンピオンズリーグのグループリーグの抽選が行われ、男女各4グループのドローが決定。男子の各グループの振り分けは下記のとおり。
男子
【グループA】
◆オレンブルク(ロシア)
オフチャロフ(ドイツ)、フレイタス(ポルトガル)、サムソノフ(ベラルーシ)、荘智淵(チャイニーズタイペイ)、リヴェンツォフ(ロシア)
◆ミュールハウゼン(ドイツ)
メンゲル(ドイツ)、Da.ハベソーン(オーストリア)、イオネスク(ルーマニア)、ヤンカリク(チェコ)
◆アンジェ(フランス)
Jon.パーソン、ルンクイスト(ともにスウェーデン)、ジェラルド(ポルトガル)、ランドリュー(フランス)
◆レカ・エニア(スペイン)
ゴーシュ(インド)、メルズリキン(ロシア)、セダルンド(スウェーデン)
【グループB】
◆ロスキレ(デンマーク)
メイス、ツァイ・ユージア、ベンツェン(すべてデンマーク)、トキッチ(スロベニア)、ピチフォード(イングランド)
◆UMMC(ロシア)
グルーツ(デンマーク)、シバエフ(ロシア)、ガチーナ(クロアチア)
◆ウォルターヴェルス(オーストリア)
コジッチ(クロアチア)、スディ(ハンガリー)、姜勲洙、朴康賢(ともに韓国)
◆オストラヴァ2016(チェコ)
オリバレス(チリ)、ベリク、バイガー、コルベル(すべてチェコ)
【グループC】
◆ザールブリュッケン(ドイツ)
フランチスカ(ドイツ)、ヨルジッチ(スロベニア)、プレテア(ルーマニア)、ポランスキー(チェコ)、尚坤(中国)
◆ボゴリア(ポーランド)
ギオニス(ギリシャ)、シルチェク(チェコ)、バドフスキー(ポーランド)、吉田海偉(日本)
◆ヴィルヌーヴ(フランス)
Ni.アラミヤン(イラン)、プリシュチェパ(ウクライナ)、ガディエフ、ラキーフ(ともにロシア)
◆フンカル(ポルトガル)
サヒード(コンゴ共和国)、サルグ(ルーマニア)、ブキン(ロシア)
【グループD】
◆ボルシア・デュッセルドルフ(ドイツ)
ボル、ワルサー(ともにドイツ)、K.カールソン、シェルベリ(ともにスウェーデン)、アチャンタ(インド)、O.アサール(エジプト)
◆エンヌボン(フランス)
ウォーカー(イングランド)、ニュイティンク(ベルギー)、ファン・シェンペン(中国)、R.ロビノ(フランス)
◆スポルティング(ポルトガル)
カルバリョ(ポルトガル)、アルナ、アビオドゥン(ともにナイジェリア)
◆スター・クロアチア(クロアチア)
松平健太(日本)、ガンダス(トルコ)、チウ・リャン(ドイツ)、孫嘉宏(チャイニーズタイペイ)、譚瑞午(クロアチア)
昨シーズン優勝のオレンブルクはミュールハウゼン、そして前回3位のアンジェと同グループに。オレンブルクは閣安(中国)が抜けたが、荘智淵(チャイニーズタイペイ)が加入。荘智淵はTリーグとの兼任での出場になりそうだが、オフチャロフ(ドイツ)、サムソノフ(ベラルーシ)、フレイタス(ポルトガル)のラインナップは頭一つ抜け出している。各グループ2位までが準々決勝に進出するが、ミュールハウゼンとアンジェも欧州の中堅どころが揃っており、最も熾烈なグループとなりそうだ。
グループBのトップシードはロスキレ。昨シーズンは若手のツァイ・ユージアに、ベテランのメイス、ベンツェンとデンマークの選手が主力だったが、今シーズンはピチフォード(イングランド)、トキッチ(スロベニア)が加入。オレンブルクの荘智淵同様、ピチフォードもTリーグとの兼任となるが、ポイントゲッターとして期待される。昨シーズン準優勝のUMMCは方博(中国)が今シーズンは参戦せず、戦力ダウン。
グループCはザールブリュッケンが大本命か。大黒柱のフランチスカ(ドイツ)にヨルジッチ(スロベニア)が成長を見せ、昨シーズンはブンデスリーガで決勝に進出。今シーズンは尚坤(中国)が加入し、さらに戦力層が厚くなった。ボゴリアには昨シーズンに続き、吉田海偉(東京アート)が所属。38歳のベテランだが、昨シーズンも準々決勝のボルシア・デュッセルドルフ戦でK.カールソン(スウェーデン)に完勝するなど、まだまだ強い。
王座奪還を目指すボルシア・デュッセルドルフはワルサー(ドイツ)が加入。きっちり得点をあげてベテランのボル(ドイツ)の負担を軽くしたいところだ。エースのピチフォードが抜けたエンヌボンは同じイングランド代表のウォーカーを獲得。一昨年、準決勝進出と旋風を起こしたスポルティングは昨シーズンと変わらぬメンバー。グループ突破はアルナ(ナイジェリア)の奮闘次第か。また、スター・クロアチアには松平健太(T.T彩たま)が所属する。