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欧州リポート

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 東京五輪が控える2020年、ドイツでは年明け早々の1月4、5日にドイツカップの準決勝、決勝が行われ、男子はグリューンヴェッターズバッハがサプライズの初優勝を果たした。

【2019/2020 男子ドイツカップ】
●準決勝
<オクセンハウゼン 3-2 ボルシア・デュッセルドルフ>
○カルデラノ 9、8、11 K.カールソン
 ディヤス -9、8、-9、-11 ボル○
○ゴーズィ 15、7、-8、8 シェルベリ
 カルデラノ -5、キケン ボル○
○ゴーズィ/フェガール 9、10、-5、8 K.カールソン/シェルベリ

<グリューンヴェッターズバッハ 3-2 ザールブリュッケン>
○グナナセカラン 8、-7、9、-6、9 尚坤
 チウ・ダン -8、-5、-8 フランチスカ○
○王熹 7、7、6 ヨルジッチ
 グナナセカラン -8、-9、-4 フランチスカ○
○チウ・ダン/ラスムッセン 11、13、9 ヨルジッチ/ポランスキー

●決勝
<グリューンヴェッターズバッハ 3-2 オクセンハウゼン>
 グナナセカラン -4、-1、9、-5 ディヤス○
○チウ・ダン 5、9、-7、7 ゴーズィ
○王熹 6、5、7 フェガール
 グナナセカラン -7、-5、7、-10 ゴーズィ○
○チウ・ダン/ラスムッセン -8、4、4、7 ディヤス/フェガール

 男子は現在ブンデスリーガでは12チーム中7位のグリューンヴェッターズバッハがザールブリュッケン、オクセンハウゼンという強豪を下して初のドイツカップ制覇。グリューンヴェッターズバッハは準決勝のザールブリュッケン戦でグナナセカラン(インド)が尚坤(中国)を破る殊勲の星をあげると、王熹(ドイツ)がブンデスリーガで好成績を残すヨルジッチ(スロベニア)を完封。ラストのダブルスも勝利を収めて決勝へ。オクセンハウゼンとの決勝でも、チウ・ダン(ドイツ)がゴーズィ(フランス)に勝利すると、王熹、ラストのダブルスも続き、劇的な初優勝を決めた。
 オクセンハウゼンはカルデラノ(ブラジル)が準決勝で腰を傷めてキケン。決勝は頼みのゴーズィが金星を献上し、ドイツカップ2連覇を逃した。

【2019/2020 女子ドイツカップ】
●準決勝
<ベルリン・イーストサイド 3-0 ビュッセンバッハ>
○ユ・フ 2、7、-10、7 ゲーベル
○エクホルム 8、6、-5、5 クレイマー
○ミッテルハム 4、13、5 グロフマン

<コルバーモア 3-1 ラングシュタッド>
○ディン・ヤピン 6、6、8 メシュレフ
 ラング -9、14、-9、-5 P.ゾルヤ○
○リリー・チャン 8、7、8 ケメラー
○ディン・ヤピン -9、10、7、-6、5 P.ゾルヤ

●決勝
<ベルリン・イーストサイド 3-0 コルバーモア>
○ユ・フ -8、5、17、-10、7 ラング
○シャン・シャオナ 5、-6、8、9 リリー・チャン
○ミッテルハム 7、11、8 ディン・ヤピン

 女子は圧倒的な選手層を誇るベルリン・イーストサイドが6度目のドイツカップのタイトル獲得。スッチ(ルーマニア)、ポータ(ハンガリー)が欠場する中でも、4選手の実力は頭ひとつ抜けており、準決勝、決勝とストレート勝ち。決勝はユ・フ(ポルトガル)がラング(ドイツ・旧姓:ジルベライゼン)をフルゲームで下すと、2番ではベテランのシャン・シャオナ(ドイツ)がリリー・チャン(アメリカ)を退けて王手。最後は23歳のミッテルハム(ドイツ)が52歳の大ベテラン、ディン・ヤピン(ドイツ)に勝利して優勝を決めた。