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 本日、2月21日発売の卓球王国4月号。言わずと知れた(?)全日本選手権の特集号ですが、技術ページも気合い入ってます。今回で5回目を迎える『脱・手打ちのスイング改造術』、テーマは何かと気になる「股関節」の使い方。

 これまでの技術ページの取材で、吉村真晴選手や大島祐哉選手など男子トップクラスのハードヒッターに「フォアドライブの一番のポイントは?」と聞いた時、返ってきた答えが「股関節をしっかり使うこと」だった。上半身と下半身をつなぐ股関節は、フォアハンドでもバックハンドでも、スイングの中で重要な役割を果たす部位。しかし、トップ選手の間では常識でも、その重要性はあまり認識されていない。

 たとえばフォアハンドで、右足から左足に重心を移動しながら打球する(右利きの場合)。この時、股関節がうまく使えていないと右足から左足へ、「横方向」の重心移動で終わってしまい、「前方向」に力強くスイングできないのだ。

 股関節を使う感覚をつかむための方法から、フォアハンド・バックハンドでの股関節の使い方、そしてミドル処理の能力を高める秘密まで。股関節にここまで注目した企画は、卓球王国でも初めてかもしれません。どうかお見逃しなく。ちなみに「コカン」という語感に引っ張られがちですが、股関節は実際は太ももの付け根、お尻寄りのところにあります(柳澤)。