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遂にサイバーな革新ラケットに5枚合板が登場した。『サイバーシェイプ ウッド』がスティガから発売中

5枚合板だが「予想以上の威力」。

付加価値のあるラケット

 

日本では昨年発売され、卓球愛好者の話題を独り占めにしたスティガの『サイバーシェイプ カーボン』。卓球ラケット=楕円形、というイメージを根底から崩し、登場した六角形ブレード。奇をてらった商品ではなく、科学的な根拠を元に設計され、幾度となくテストが繰り返された。その開発の中心にいたのはトゥルルス・モーレゴード(スウェーデン)だった。

何より、日本で発売される前の2021年世界選手権ヒューストン大会でモーレゴードは強豪を連破し、決勝に進み、ラケットとともに同大会の話題を独り占めにしてしまった。世界での発売と同時に、もしくはその前にこの活躍を見せたことで、世界中から『サイバーシェイプ カーボン』の注文が殺到したのも当然だろう。モーレゴード自身も世界ランキングを7位(3月7日現在)まで上げている。

2021年世界選手権ヒューストン大会で衝撃的な活躍を見せたモーレゴード。右手には「サイバーシェイプカーボン」が握られていた

 

スウェーデンから日本に入荷しても右から左に売れていくラケット。しかし、当時から「このサイバーシェイプ カーボンの木材バージョンがほしい」と言われていた。その出荷と入荷でバタバタとしている頃に、スウェーデンのスティガ本社ではサイバーシェイプ ウッドの試作品が作られていた。

1月の全日本選手権にスティガ本社から開発担当者が大会を観戦。そして、その後すぐに日本では待望の『サイバーシェイプ ウッド』が発売を始めた。

スティガ社プロダクトマネージャー、フィリップ・ヴィストロム氏は説明する。「この5枚合板の『サイバーシェイプ ウッド』は初中級者に適しているけど、ラバーの組み合わせによってはトップ選手でも使える。スイートエリアが広いという『サイバーシェイプ』の特徴はこの『サイバーシェイプ ウッド』にも活きています」

またスティガ ジャパン社代表の早川徹氏はこう語る。「発売当初から『サイバーシェイプ』のウッドは要望していて、1年前にサンプルが来たのですが、上板が同じ黒い木材で見分けがつかないし、打球感も硬く感じました。発売中の『サイバーシェイプ ウッド』は打球感も良く、コントロールに優れている。5枚合板としては値段は高めですが、付加価値のあるラケットです」

 

「サイバーシェイプウッド」の説明をするスティガ社プロダクトマネージャー、フィリップ・ヴィストロム氏

 

シンプルなデザインだが、美しいラケット『サイバーシェイプ ウッド」

サイバーシェイプ ウッド

木材5枚
板厚 約6.0㎜/重量 83±5g

19,800円(税込)

 

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「中級者代表」の卓球王国編集部の柳澤太朗のコメント

「木材5枚合板のラケットということもあり、あまり弾まないかと思っていたら、予想以上に威力が出ました。最初に打った時に感じたのは『しなり』と『つかみ』。重心がかなり先端寄りなので、『しなる』ようにスイングスピードが上がっていくのが体感できました。ブレードは木材でしっかりボールをつかんでくれるので、硬いラバーや弾むラバーを貼っても使いこなせそうです。
最近はラバーが進化し、『ラバーが良ければラケットは何でも』という風潮もありますが、逆に『サイバーシェイプ ウッド』は『このラケットならラバーは何でも』というくらい存在感があリます」

*詳しくは3月20日発売の卓球王国2023年5月号で