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9月13〜18日にカザフスタンで開催されたWTTコンテンダー・アルマトイ大会。日本からは宇田幸矢（明治大）、篠塚大登（愛知工業大）、丹羽孝希（スヴェンソンホールディングス）、早田ひな（上写真右／日本生命）、平野美宇（上写真左／木下グループ）ら5名が出場し、早田が女子シングルスと、平野と出場した女子ダブルスで優勝し、見事二冠に輝いた。
早田は、女子シングルス準決勝で平野との同士討ちを制し、迎えた決勝ではユ・フ（ポルトガル）と対戦。序盤はユ・フに押され1ゲームを奪われるも、後半は思い切りの良いプレーで3ゲームを連取し、見事優勝を飾った。
女子ダブルスでは、早田・平野ペアが決勝で申裕斌・崔孝珠（韓国）と対戦。終始危なげないプレーで見事ストレートで勝利した早田・平野ペアがタイトルを獲得し、早田はシングルスと合わせて二冠達成となった。
女子シングルス、女子ダブルスでタイトルを獲得した早田
男子シングルスでは、準決勝で篠塚を破ったカットマンのフィルス（ドイツ）が決勝で林昀儒（チャイニーズタイペイ）に執念の粘りを見せ、0-3から大逆転勝利の末、見事タイトル獲得。日本勢では篠塚が、2回戦で丹羽を下した陳垣宇（中国）に3-1で勝利し、勢いに乗っていたが、準決勝ではフィルス（ドイツ）にあと一歩届かず。宇田は、厳昇（中国）に逆転を許し、予選2回戦敗退と今大会は振るわなかった。
男子ダブルスでは、林昀儒・廖振珽（チャイニーズタイペイ）ペアがA.シェルベリ・ファルク（スウェーデン）を0-2から盛り返し、見事逆転優勝。林昀儒は、陳思羽（チャイニーズタイペイ）と出場した混合ダブルスでも徐海東・呉洋晨（中国）ペアに激戦の末勝利し、早田と同じく二冠を達成した。
執念の粘りで0-3からの大逆転優勝を収めたフィルス（ドイツ）
写真提供：WTT
〈男子シングルス〉
●予選2回戦
厳昇（中国） -7、-11、6、8、6 宇田幸矢
篠塚大登 2、8、6 クルマンガリエフ（カザフスタン）
●3回戦
篠塚大登 8、9、-9、-11、牛冠凱（中国）
●決勝トーナメント1回戦
篠塚大登 -6、6、-5、6、9 李尚洙（韓国）
丹羽孝希 -10、8、8、4 廖振珽（チャイニーズタイペイ）
●2回戦
篠塚大登 9、8、-7、9 ワン・ヤン（スロバキア）
陳垣宇（中国） 6、-8、11、10 丹羽孝希
●準々決勝
林昀儒（チャイニーズタイペイ）7、-7、-7、6、9 ファルク（スウェーデン）
梁俨苧（中国）-8、11、-15、8、7 張禹珍（韓国）
フィルス（ドイツ） 9、-5、8、9 A.シェルベリ（スウェーデン）
篠塚大登 5、8、-9、5 陳垣宇
●準決勝
林昀儒 6、-11、7、8、1 梁俨苧
フィルス -13、9、-6、7、5、-8、13 篠塚大登
●決勝
フィルス -7、-10、-7、7、9、5、7 林昀儒
〈女子シングルス〉
●決勝トーナメント1回戦
早田ひな 7、9、4 銭天一（中国）
平野美宇 5、10、7 范姝涵（中国）
●2回戦
早田ひな 8、6、9 ベリストロム（スウェーデン）
平野美宇 8、9、8 徐奕（中国）
●準々決勝
早田ひな 4、7、7 スッチ（ルーマニア）
平野美宇 7、5、7 リリー・チャン（アメリカ）
ユ・フ（ポルトガル）7、5、8 陳熠（中国）
ヤン・シャオシン（モナコ）9、6、10 呉洋晨（中国）
●準決勝
早田ひな -7、10、8、2、8 平野美宇
ユ・フ 8、12、-6、-9、2、3 ヤン・シャオシン
●決勝
早田ひな 8、-8、5、6、7 ユ・フ
〈男子ダブルス〉
●準決勝
林昀儒／廖振珽（チャイニーズタイペイ） 2、8、8 ジョルデフ／クルマンガリエフ（カザフスタン）
A.シェルベリ／ファルク（スウェーデン） 11、4、-7、-7、6 安宰賢／李尚洙（韓国）
●決勝
林昀儒／廖振珽 -7、-9、7、5、1 A.シェルベリ／ファルク
〈女子ダブルス〉
●決勝トーナメント1回戦
平野／早田 5、5、10 リリー・チャン（アメリカ）／バラゾバ（スロバキア）
●準々決勝
平野／早田 5、6、5 徐奕／范姝涵（中国）
●準決勝
平野／早田 5、7、-8、8 陳思羽／黃怡樺（チャイニーズタイペイ）
申裕斌／崔孝珠（韓国）3、6、7 ジョウ・ジンイ／ズン・ジェン（シンガポール）
●決勝
平野／早田 8、5、6 申裕斌／崔孝珠
〈混合ダブルス〉
●準決勝
林昀儒／陳思羽（チャイニーズタイペイ） 9、-9、10、4 ディアコヌ／プレテア（ルーマニア）
徐海東／呉洋晨（中国） 4、5、12 林鐘勳／申裕斌（韓国）
●決勝
林昀儒／陳思羽 7、-11、15、-7、6 徐海東／呉洋晨
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