卓球王国 2026年10月21日 発売
バックナンバー 定期購読のお申し込み
トピックス

アジア選手権・女子団体戦は日本が中国を破って2大会ぶりの優勝!橋本帆乃香が2本取りの大活躍

上:決勝トップで陳熠、ラスト5番で王芸迪を破って優勝の立役者となった橋本帆乃香(写真:WTT=中国スマッシュ2026より)

 ウズベキスタン・タシケントで10月19日から行われている「ITTF-ATTU アジア選手権2026」。大会4日目の22日夜に行われた女子団体戦の決勝で、日本チームは中国に3-1で勝利し、2024年アスタナ大会以来、2大会ぶりの頂点に立った。

 中国は主力の左腕・蒯曼を3番に起用。苦手とするカットマンの橋本帆乃香を避けるオーダーとした。トップはその橋本が中国期待の長身若手選手・陳熠と対戦。1ゲーム目を逆転で奪った橋本は終始相手にペースを渡さず、ストレートで勝利して日本に先制点をもたらした。
 2番は日本のエース・張本美和が登場。王芸迪を相手にゲームカウント1-2と追い込まれ、4ゲーム目も2-8までリードされながら逆転。最終ゲームに持ち込んだが、最後は相手の執念が上回って敗戦。マッチカウントは1-1となった。
 3番は日本・早田ひなが出陣。中国の今回のチームのエース格・蒯曼との勝負となった。1ゲーム目の中盤までは互角のラリーを展開した早田だったが、徐々にエンジンがかかってきた蒯曼が2ゲーム目以降は無双。ほぼ完璧な内容で左腕対決を制した。
 マッチカウント1-2とあとがなくなった日本は4番でエースの張本が再登場。2番で敗れた鬱憤を晴らすかのようなパーフェクトなプレーを見せ、陳熠をストレートで完封して、勝負を最終マッチに持ち込んだ。

2番では敗れた張本美和だったが、4番では借りを返す勝利をあげた(写真は2026年アジア競技大会より)

 ラスト5番は日本が世界に誇るチョッパー・橋本と中国の強打者・王芸迪の対決。1ゲーム目を6-10からの鮮やかな逆転で奪取した橋本は、2ゲーム目に入ると自由自在な変化カットに的確な攻撃を織り交ぜ、11-3と王芸迪を圧倒する。3ゲーム目はやや勝負を急いだ感のあった橋本がプレーを乱して6-11と落としたが、4ゲーム目は攻撃をカウンターされるなど苦しい場面がありながらも、守備と変化でしのぎ切った橋本が11-7で勝利。
 日本は橋本の2本取りの大活躍で見事な優勝。王曼昱、孫穎莎のツインエースが不在だった中国に、その力を存分に見せつける形となった。

●女子団体 決勝
 日本 3-1  中国
◯橋本 3(11-9, 11-9, 11-5)0 陳熠
 張本 2(11-7, 9-11, 7-11, 12-10, 8-11)3 王芸迪
 早田 0(7-11, 2-11, 4-11)3 蒯曼
◯張本 3(11-6, 11-8, 11-5)0 陳熠
◯橋本 3(12-10, 11-3, 6-11, 11-7)1 王芸迪

関連する記事