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10月31日〜11月6日にかけてスロベニアのノバ・ゴリツァで開催されたWTTコンテンダー ノバ・ゴリツァ大会。昨日（6日）に全日程が終了し、日本勢では篠塚大登（愛知工業大／上写真右）が男子シングルスと、戸上隼輔（明治大）と出場した男子ダブルスで優勝し、見事2冠に輝いた。
篠塚は男子シングルス準決勝で及川瑞基（木下グループ）との同士討ちを制し、迎えた決勝ではヨルジッチ（スロベニア）と対戦。卓球台をワイドに使った激しいラリーの応酬が続きフルゲームまでもつれたが、ラストは篠塚に軍配が上がった。
冷静さが光った篠塚。ダブルスに続くタイトル獲得となった
女子シングルスでは、準々決勝で長﨑美柚（木下グループ）に勝利した申裕斌（韓国）と準決勝で小塩遥菜（JOCエリートアカデミー/星槎）との激戦を制したヤン・シャオシン（モナコ）が決勝で対決。申裕斌が3ゲームを連取し、このままストレートで勝利するかと思われたが、ヤン・シャオシンも意地を見せ3ゲームを奪い返す。最終ゲームは一進一退の攻防が続いたが、ラストは要所を押さえた申裕斌が一歩上回り、混合ダブルスに続くタイトル獲得となった。
混合ダブルスに続くタイトルを獲得した申裕斌。勝利が決まった瞬間、喜びを噛み締めた
男子ダブルスでは、戸上／篠塚が抜群のコンビネーションでヨルジッチ／ポランスキー（スロベニア／チェコ）にストレートで勝利。見事タイトル獲得となった。
男子シングルスではあまり振るわなかった戸上（左）だが、男子ダブルスでは篠塚と抜群のコンビネーションを見せた
女子ダブルスは決勝でベリストロム／シェルベリ（スウェーデン）に快勝した杜凱琹（左）／朱成竹が見事優勝
混合ダブルスは決勝でバトラ／グナナセカラン（インド）をストレートで破った申裕斌（左）／林鐘勳（韓国）が優勝を果たした
写真提供：WTT
★ WTTコンテンダー ノバ・ゴリツァ大会記録
〈男子シングルス〉
●1回戦
田中佑汰 7、8、-3、8 ガルドス（オーストリア）
ドゥダ（ドイツ） 9、-9、-5、7、9 戸上隼輔
ガチーナ（クロアチア） -6、2、-6、6、6 濵⽥⼀輝
及川瑞基 6、6、6 グナナセカラン（インド）
篠塚大登 8、9、-2、4 K.カールソン（スウェーデン）
●2回戦
フィルス（ドイツ） 9、-7、5、7 田中佑汰
及川瑞基 10、-11、4、7 林鐘勳（韓国）
篠塚大登 7、-9、-5、7、5 チリタ（ルーマニア）
●準々決勝
及川瑞基 -6、5、4、7 馮翊新（チャイニーズタイペイ）
篠塚大登 7、7、-9、9 李尚洙（韓国）
●準決勝
ヨルジッチ（スロベニア） 7、4、-10、-8、-8、8、5 ドゥダ（ドイツ）
篠塚大登 6、7、-10、-7、-7、10、6 及川瑞基
●決勝
篠塚大登 11、7、-6、-5、-9、10、6 ヨルジッチ
〈女子シングルス〉
●1回戦
長﨑美柚 -7、-11、8、4、4 マンツ（ドイツ）
小塩遥菜 7、6、7 スッチ（ルーマニア）
●2回戦
長﨑美柚 3、9、5 倪夏蓮（ルクセンブルク）
小塩遥菜 4、3、5 ペソツカ（ウクライナ）
●準々決勝
申裕斌（韓国） 9、7、-5、10 長﨑美柚
小塩遥菜 3、4、9 S.サウェータブット（タイ）
●準決勝
申裕斌 8、4、5、10 サマラ（ルーマニア）
ヤン・シャオシン（モナコ） 7、3、-6、-11、6、-10、5 小塩遥菜
●決勝
申裕斌 6、10、2、-10、-9、-6、6 ヤン・シャオシン
〈男子ダブルス〉
●1回戦
戸上／篠塚 6、7、8 D.ハベソーン／ガルドス（オーストリア）
及川／田中 6、4、7 デサイ／タッカル（インド）
●準々決勝
戸上／篠塚 -11、8、8、11 エチェキ／スディ（ハンガリー）
及川／田中 5、-7、7、9 アレグロ／ランビエ（ベルギー）
●準決勝
戸上／篠塚 12、-4、8、-12、5 李尚洙／趙大成（韓国）
ヨルジッチ／ポランスキー（スロベニア／チェコ） W／L 及川／田中
●決勝
戸上／篠塚 10、9、7 ヨルジッチ／ポランスキー
〈女子ダブルス〉
●準決勝
杜凱琹／朱成竹（香港） 4、-8、6、9 バトラ／カマス（インド）
ベリストロム／シェルベリ（スウェーデン） 7、3、-8、-7、4 マリア・シャオ／ディアコヌ（スペイン／ルーマニア）
●決勝
杜凱琹／朱成竹 7、8、6 ベリストロム／シェルベリ
〈混合ダブルス〉
●準決勝
バトラ／グナナセカラン（インド） 6、-8、6、-9、10 エチェキ／マダラス（ハンガリー）
申裕斌／林鐘勳（韓国） 9、4、3 スッチ／O.イオネスク（ルーマニア）
●決勝
申裕斌／林鐘勳 7、7、5 バトラ／グナナセカラン
※女子ダブルス、混合ダブルスの日本選手の出場はなし
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