11月3~8日にかけて、ドイツ・フランクフルトで開催中の「WTTチャンピオンズ フランクフルト2026」は男女シングルス準々決勝までが終了。男女でベスト4が出そろい、日本勢は男女合わせて5選手が準決勝進出を決める活躍を見せた。
男子シングルスでは張本智和(トヨタ自動車)、戸上隼輔(井村屋グループ)、松島輝空(個人)の3選手が準々決勝でドイツ勢と対戦。張本はチウ・ダンとの一戦で、2ゲーム目の競り合いをものにし主導権を握って4-0で完勝。戸上も、カルデラノ(ブラジル)を破って勝ち上がったヴェルドンスコットを4-2で下し、張本とともにベスト4入りを決めた。
一方、第1シードの松島は、前週のモンペリエ大会で決勝に進出した34歳のベテラン、フランチスカに苦杯。パワフルなドライブを両サイドに厳しく打ち込まれ、ラリーでも押される展開が続く。ゲームカウント1-3から1ゲームを返したものの、最後は2-4で敗れ、準決勝進出を逃した。
女子シングルスでは、早田ひな(日本生命)、張本美和(木下グループ)、大藤沙月(ミキハウス)の3選手がそろって準々決勝を突破。
早田は蒯曼(中国)との左腕対決にフルゲームの末、勝利。ゲームカウント1-2とリードを許した展開から巻き返し、4、5ゲーム目を連取して逆転。6ゲーム目も蒯曼のゲームポイントをしのぎ、一時はマッチポイントを握ったが、惜しくも取り切れず勝負は最終ゲームへともつれ込んだ。
最終ゲームでは、持ち味のフォアドライブを随所で決めて接戦を制した。試合後には「最後、消極的になってバックを使ってしまったけど、『お前の武器はフォアハンドだ!』と、最後まで動き続けることを意識した」と振り返った。
張本美和も、鉄壁の両ハンドを誇る陳幸同(中国)との激しいラリー戦を制した。勝負どころでは、相手をバックサイドに寄せてから、鋭いバックストレートを相手のフォアサイドに打ち抜くなど、巧みなコース取りで得点を重ねた。大藤も18歳のゴーダ(エジプト)の威力ある攻撃に苦しみながらも、4-2で勝利。ベスト4入りを果たした。
そのほかの準々決勝では、男子で林昀儒(チャイニーズタイペイ)が温瑞博(中国)を、女子ではヴィンター(ドイツ)が陳熠(中国)をそれぞれ破り、中国勢は男女ともに準決勝進出を逃す結果となった。
なお、日本選手の準々決勝の対戦カードと試合予定時刻(すべて日本時間)は下記のとおり。
〈男子シングルス〉⚫︎準決勝
7日 20:30~ 張本智和 vs. 林昀儒(チャイニーズタイペイ)
7日 21:15~ 戸上隼輔 vs. フランチスカ(ドイツ)
⚫︎決勝 26:30~
〈女子シングルス〉⚫︎準決勝
8日 19:00~ 張本美和 vs. 早田ひな
8日 19:45~ 大藤沙月 vs. ヴィンター(ドイツ)
⚫︎決勝 25:30~
写真提供:WTT
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