A.良い練習ができているか見直してみよう!
まずはなぜ勝てないのか、その理由を考えてみましょう。
卓球のセンスがない? 練習時間が短い? 用具が自分に合っていない?
いやいや、一番の理由は「良い練習ができていない」ことにあるはず。
勝利につながる効率の良い練習ができているか。
常に頭を使って、打てているか。
まずは、そこに目を向けてみましょう。
A.練習ノートをつけてみよう!
「良い練習をしよう」と思っても、具体的にどうすれば良いのかわからないことも多いでしょう。
そんな選手に取り組んでほしいのが、「練習ノート」をつけること。
その日の練習後に、練習内容や気づいた点をノートに書いて、そこでの反省を次の練習につなげることで
練習の効果をアップさせるという方法です。
これは多くのトップ選手も実践している非常に良い上達法なのです。
A.卓球王国オリジナル 『卓球 勝ちノート』 がオススメ!
練習ノートに挑戦したけど、書き方がわからない、三日坊主で終わってしまう、という人も多くいます。
そんな選手のために、卓球王国がオリジナルの練習ノートを作りました。
それが『卓球 勝ちノート』。
ふつうのノートとは、ひと味もふた味も違う作りになっており、
誰でも効果的なノートの書き方ができるようになっています。
コンセプトは”セルフコーチング”ノート。
自分自身の考える力、やる気を引き出し、上達スピードをアップさせる画期的なノートです!
1日1ページ。
練習の内容や良かった点、次回の目標などを
書くだけで、練習効果がアップ!
練習ノートに何をかけば良いのかわからない、という人は多いでしょう。
勝ちノートは、それぞれの項目が明確になっているので
ノートに記入するのが、苦手な人でも安心です。
まずはしっかりと記入するようにしましょう。
ただの練習日誌にならないよう
次回の練習につなげる意識で
重要ポイントをわかりやすく記入!
より効果的に勝ちノートを使うために
8つのポイントを紹介しましょう。
目標の大会まであと何日かを記入し、目標達成の「締め切り日」としましょう。締め切り日を作ることで、練習への意欲や意識が高まっていきます。
【練習の内容】は、その日のすべての練習を詳しく書かなくてもOK。目標達成のために取り組んだ重要な練習を「箇条書き」でわかりやすく書きましょう。
【良かった点】は、練習でうまくできたこと、イメージがつかめたことなどを記入。できる限りたくさん書いて、自分の長所、良かったプレーを見つけるクセをつけましょう。
【工夫&発見】は、その日の練習で自ら考え工夫したことや、新しく発見したことを記入。練習中は常に「工夫&発見」の意識を持って、毎日書けるようにしましょう。
【悪かった点】は、苦手な技術をただ並べるだけにならないよう、次の練習につなげることを意識して書きましょう。
満足のいく練習ができたかどうかを【練習満足度】に、練習でどれだけ頭を使うことができたかどうかを【頭の疲労度】に記入します。
【メモ】は、自由に使ってOK。試合の結果、練習メニューはもちろん、日記を書いたり、指導者とのコミュニケーションスペースとして活用するのも良いでしょう。
その日の記入が終わったら、次のページの【練習の目標】に次回の目標を書きましょう。日々の練習につながりを持たせることで練習効果は大きくアップします。
メインページ以外にも
便利なページがついている!
勝ちノートには、メインとなる練習ページの他にも
練習効果を上げるためのページや
便利なページが入っていますので
上手に活用しましょう。
無理やりはNG
選手のやる気を引き出す意識で
取り組みましょう!
勝ちノートは、部活やクラブのチームで使用するのもお薦めです。選手の練習への取り組みやコンディションをノートでチェックできるので、より良い指導につながります。またノートを活用することで、選手自身の考える力を引き出し、やる気の向上にもつながっていきます。
使い方のアドバイスとしては、「良かった点」「工夫&発見」を積極的に書けるようにしましょう。プラス思考を高めることで、練習の効果が上がり、試合での結果につながっていきます。自分の悪い点ばかり書き並べるような使い方はしないでください。
そして、大切なのは、選手に無理矢理書かせないこと。ノートの記入が強制や義務になってしまうと、効果はありませんし、それによって卓球をするのがイヤになってしまったら指導の意味はありません。「ノートを書かない、書けない」というのも選手の現状、コンディションととらえ、指導者としては「どうすれば、書く気持ちになるのか」を考えることが大切です。そういう意味では、指導者自身も勝ちノートに毎日記入し、良い指導ができているか、うまく工夫ができたかを自らチェックしながら、指導力をアップさせていけると良いでしょう。
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