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速報・現地リポート

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北京五輪

●男子
=グループC=
 韓国 3-1 チャニーズタイペイ
 柳承敏 5、-8、-7、-17 荘智淵○
○呉尚垠 2、8、-8、5 蒋澎龍
○尹在栄/呉尚垠 -6、9、8、-7、12 張雁書/蒋澎龍
○柳承敏 7、-6、-5、7、9 張雁書

 スウェーデン 3-0 ブラジル
○イェレル -6、-12、11、11、4 モンテイロ
○ルンクイスト 8、8、5 ツボイ
○パーソン/イェレル 7、10、8 オヤマ/モンテイロ

■順位:1位 韓国(3勝0敗) 2位 チャイニーズタイペイ(2勝1敗) 3位 スウェーデン(1勝2敗) 4位 ブラジル(0勝3敗)
 グループCは韓国が3勝で準々決勝へ進出。気になることと言えば、エース柳承敏の不調。格下相手に思わぬ敗北を喫するなど、本調子まではまだまだか。銅メダル決定トーナメントには2勝1敗のチャニーズタイペイが進む。

=グループD=
 日本 3-0 中国香港
○韓 5、8、-11、9 高礼澤
○水谷 5、6、-6、 張ユク
○岸川/水谷 -5、4、-12、12、13 李静/高礼澤

 ナイジェリア 3-2 ロシア
 トリオラ 9、-10、-5、-9 クズミン○
○メロトフン 10、-9、8、7 スミルノフ 
 ノシル/メロトフン -5、-5、-4 D.マズノフ/クズミン○
○トリオラ -10、-9、8、7、11 D.マズノフ
○ノシル -5、7、-9、7、9 スミルノフ

■順位:1位 日本(3勝0敗) 2位 中国香港(2勝1敗) 3位 ナイジェリア(1勝2敗) 4位 ロシア(0勝3敗)
 男子グループDは日本が3戦全勝予選1位通過! 準決勝へと駒を進めた。2位には、先ほどまで日本と激戦を繰り広げた中国香港が入り、こちらは銅メダル決定トーナメントへと進む結果となった。

●女子
=グループA=
 中国 3-0 オーストリア
○郭躍 7、7、-9、4 リ・チャンビン
○王楠 10、6、1 ハイン
○張怡寧/郭躍 3、3、7 リュウ・ジャ/ハイン

 クロアチア 3-1 ドミニカ共和国
○パオビッチ 6、4、4 リェン・チェン
 バクラ -6、-6、-5 ウー・シュエ○
○ボロス/バクラ 3、8、2 バルデス/リェン・チェン
○パオビッチ 6、5、4 バルデス

■順位:1位 中国(3勝0敗) 2位 オーストリア(2勝1敗) 3位 クロアチア(1勝2敗) 4位 ドミニカ共和国(0勝3敗)
 グループAは中国が盤石の試合運びで、その強さを見せつけるように全勝。順当に準決勝へと勝ちすすんだ。2位はオーストリア。
 

=グループB=
 シンガポール 3-0 オランダ
○馮天薇 9、-10、-10、5、8 リー・ジャオ
○リ・ジャウェイ 12、2、3 ティミナ
○王越古/リ・ジャウェイ 8、-5、-6、6、7 リー・ジエ/ティミナ

 アメリカ 3-0 ナイジェリア
○高軍 1、2、6 カッフォ
○王晨 5、3、4 オフィオン
○ファン/高軍 5、9、8 オショナイケ/オフィオン

■順位:1位 シンガポール(3勝0敗) 2位 アメリカ(2勝1敗) 3位 オランダ(1勝2敗) 4位 ナイジェリア(0勝3敗)
 グループBは、シンガポールが1位通過。やはり戦力的に頭一つ抜けていた。高軍・王晨という中国からの帰化選手を揃えたアメリカが2位に。
熱い!北京は熱い!
予選リーグの韓国対チャイニーズ・タイペイ戦のトップで荘智淵が柳承敏に勝った瞬間だ。
日本対中国香港。トップで日本は韓陽が高礼澤と対戦。ランキング的にはやや格下の高礼澤に対して余裕を持ってプレー、3ゲーム目を落としたものの3-1で先勝した。
 2番は水谷と張ユクが対戦。スタートから水谷は冷静に試合を運ぶ。乱れない。3ゲーム目を取られたが3-1で完璧に張ユクを抑えた。韓陽も強いが、水谷も強い。準決勝に王手だ。
 3番はダブルス。一進一退の好ゲーム。アテネ五輪メダリストの香港の李静・高礼澤に水谷・岸川は向かっていく。最終ゲームの5-10からばん回し、ジュースで日本が勝利。やった! 日本は準決勝に進出した。メダルに前進だ!

=グループD=
 日本 3-0 中国香港
○韓 5、8、-11、9 高礼澤
○水谷 5、6、-6、 張ユク
○岸川/水谷 -5、4、-12、12、13 李静/高礼澤

10:00~
●男子
=グループA=
 中国 3-0 オーストラリア
○王皓 8、7、4 デービス
○王励勤 -6、10、9、9 ヘンゼル
○馬琳/王励勤 9、10、6 ザルツバーグ/ヘンゼル

 オーストリア 3-0 ギリシャ
○ガルドス 6、9、9 クレアンガ
○シュラガー -7、7、8、6 イオニス
○陳衛星/ガルドス 7、8、4 チオカ/イオニス

=グループB=
 ドイツ 3-0 カナダ
○オフチャロフ 7、-5、2、6 チャン・ポン
○ボル -6、-7、3、2、7 ピーターポール
○ズース/ボル 6、-7、3、2、7 シェン・チャン/ピーターポール

 クロアチア 3-1 シンガポール
○譚瑞午 8、5、8 ヤン・ツー
 プリモラッツ 10、-8、-9、-8 ガオ・ニン○
○ガチーナ/譚瑞午 -10、10、11、8 ツァイ・シャオリ/ヤン・ツー
○プリモラッツ 6、6、-8、5 ツァイ・シャオリ

 昨日ドイツに競り合いながらもストレート負けしたクロアチアが、シンガポールを3-1で撃破。グループリーグ突破の望みをつないだ。シンガポールは団体戦では今ひとつ力を発揮できないようだ。

●女子
=グループC=
 中国香港 3-0 ルーマニア
○林菱 7、5、-10、7 ドデアン
○帖雅娜 6、10、4 サマラ
○柳絮飛/林菱 4、-10、7、-1、8 ネクラ/サマラ

 ポーランド 3-1 ドイツ
 パルティカ 11、-10、-8、-4 呉佳多○
○リー・チェン 3、3、7 バーテル
○シュー・ジエ 3、3、-7、-7、4 シャール/呉佳多
○シュー・ジエ 3、12、7 バーテル

=グループD=
 日本 3-2 スペイン
 韓国 3-0 オーストラリア
○朴美英 6、4、-15、3 ミャオ・ミャオ
○唐イェ序 5、7、12 シュ・サン
○金キョン娥/朴美英 6、6、9 レイ・ジェンファン

 グループC、中国香港に果敢に挑んだルーマニア、競りあいながらもストレート負け。このグループのもうひと試合は、ポーランドがドイツを3-1で破った。ヨーロッパの実力派チームが揃ったこのグループは相当厳しい組み合わせになっている。
 このあと19時半(日本時間20時半)から日本女子と運命の対戦を迎える韓国は、オーストラリアを問題にせず。十分に体力を温存する形でストレート勝ちを収めた。
写真はドイツのボル
トップで福原はサウスポーのション・イェンフェイと対戦。1ゲーム目を落としたことで福原の歯車は狂った。0-1から1-1、1-2、2-2とゲームを先行されては、福原が追いつくという展開。最終ゲームは0-3と出足でリードされてたまらずタイムアウト。3-4になったところで相手がタイムアウト。ここから一気に7本連取され、3-11で敗れた。相手を揺さぶりたい福原だったが、逆に揺さぶられる場面が多くあった。

 2番で平野は朱芳と対戦。元中国代表の強敵に対して、平野は1ゲーム目から積極的に攻めていく。1ゲーム目を11-8で取ると、2ゲーム目は13-11で連取。3ゲーム目は落としたものの、4ゲーム目は一気に11-4で勝利をもぎ取った。競り合いの中でのミスのなさ、積極性が光っていた。平野は窮地に立った日本を救った。

 3番のダブルスは出足からスペインを圧倒する。福岡の変化と平野の攻撃のコンビネーションも素晴らしい。圧勝のゲームだった。
 4番は福岡とション。1,2ゲームを競り合いの末に連取した福岡だったが、3,4ゲーム目は福岡のツブ高とサービスに慣れてきたションが連取して、最終ゲームへ。一進一退の展開で、5-4、8-4,8-6、9-6。緊迫した場面で福岡のツブ高の変化が効く。9-7、9-8で追い上げられる。スマッシュがはずれ9-9と追いつかれる。またもや強打をミスして、9-10でマッチポイント、ここでスマッシュがネットインで入り10-10に追いつく。ツブ高プッシュが効いて11-10でマッチポイントを奪うが、しのがれ11―11とジュース。レシーブミスで11-12、ラリーで取り返し12-12、胸が詰まるような展開。13-13から強打が決まり14-13。強打を空振りして14-14。スマッシュが決まり15-14、相手がしのぎ15-15。どこまで続くのか。レシーブミスで15-16。最後はスマッシュがオーバーミスして15-17で惜しくも敗れた。
 
 ラストまでもつれた日本対スペイン。ラストは福原対ドボラク。1ゲーム目を福原は11-4で先取。2ゲーム目も福原は格下の相手に隙を見せずに11-6で連取。勝利まであと1ゲーム。ところが一気にいくかと思われた3ゲームはドボラクが取り返し、ゲームカウント2-1。4ゲーム目0-4と離されたが5-6と追い上げたところで相手のタイムアウト6-8、6-9。6-10、7-10、7-11と取られ、最終ゲームへ。相手は福原のスピードとバックハンドに慣れてきた。バック対バックで苦しい展開になっている。
 第5ゲームは2-0、3-0、4-2、5-2。福原は積極的に攻めていく。5-3、6-3、7-3、7-5、8-7でタイムアウト。最後は3連取で11-7で薄氷を踏むような勝利を挙げた。福原は最後開き直ったような攻めをみせた。これでグループリーグ1位を賭けた戦いを今日の夜に韓国と行う。

 日本 3-2 スペイン
 福原 -7、6、-3、8、-3 ション・イェンフェイ○
○平野 8、11、-8、4 朱芳
○福岡/平野 5、1、4 ドボラク/朱芳
 福岡 10、7、-7、-9、-15 ション・イェンフェイ○
○福原 6、6、-6、-7、7 ドボラク
●男子
14:30~(日本時間15:30~) 
vs. 中国香港[李静/高礼澤/張ユク]

 男子はここまで2勝。今日予選1位通過をかけ、最後のにして最大の難敵 中国香港と対決する。

●女子 
10:00~(日本時間11:00~) 
vs. スペイン[朱芳/ション・イェンフェイ/ドボラク]
19:30~(日本時間20:30~) 
vs. 韓国[金キョン娥/朴美英/唐イェ序]

 昨日、幸先よくオーストラリアにストレートで勝利した日本女子。今日は韓国・スペインとの残り2試合を行う。予選通過、さらに1位通過に向け、ガンバレ日本!
 団体戦予選リーグの試合が半分終了。男子C・Dリーグ、女子A・Bリーグは第2試合までが消化され、予選通過チームが絞られてきた。残る試合は明日行われ、予選1・2位通過のチームが決定する。
 グループCの韓国対ブラジル戦。トップの柳承敏がモンテイロに敗れる波乱。柳承敏は1ゲーム目を3点で落とすと、ストレートでモンテイロに敗れた。しかしその後、自力で勝る韓国が呉尚垠、尹在栄のシングルス・ダブルスできっちりと勝利。ここまででグループCは韓国とチャイニーズタイペイが2勝で並び、予選通過はこの2チームに絞られた。
 各試合結果は以下のとおり。

●男子
=グループC=
 韓国 3-1 ブラジル
 柳承敏 -3、-10、-8 モンテイロ○
○呉尚垠 1、4、-7、4 オヤマ
○尹在栄/呉尚垠 4、4、6 ツボイ/モンテイロ
○尹在栄 12、5、5 オヤマ

 チャイニーズタイペイ 3-2 スウェーデン
○荘智淵 2、8、4 ルンクイスト
 蒋澎龍 14、-6、-8、-12 パーソン○
○張雁書/蒋澎龍 -2、8、6、6 イェレル/ルンクイスト
 荘智淵 -9、-7、-5 パーソン○
○張雁書 1、-11、4、-6、7 イェレル

=グループD=
 日本 3-0 ロシア

 中国香港 3-0 ナイジェリア
○李静 -9、4、-11、8、6 トリオラ
○張ユク 1、-12、3、-7、4 メロトフン
○高礼澤/李静 -7、7、4、9 ノシル/メロトフン

●女子
=グループA=
 中国 3-0 ドミニカ共和国
○張怡寧 9、3、7 リェン・チェン
○郭躍 2、8、4 ウー・シュエ
○王楠/張怡寧 4、2、2 バルデス/リェン・チェン

 オーストリア 3-0 クロアチア
○リュウ・ジャ -9、8、-10、6、5 ボロス
○リ・チャンビン 9、-5、10、6 バクラ
○ハイン/リュウ・ジャ -7、8、9、-9、6 パオビッチ/バクラ

=グループB=
 シンガポール 3-0 ナイジェリア
○馮天薇 3、4、2 カッフォ
○リ・ジャウェイ 7、7、6 オフィオン
○王越古/リ・ジャウェイ -13、5、5、5 オショナイケ/オフィオン

 アメリカ 3-1 オランダ
○王晨 -6、9、-4、4、3 リー・ジャオ
○高軍 5、4、4 リー・ジエ
 ファン/王晨 -9、9、-6、-9 ティミナ/リー・ジエ
○高軍 7、5、7 ティミナ

写真は左から五輪6回目の出場のパーソン、日本の水谷・岸川ペア、そして明日日本が対戦する香港の李静
 午後7時半、日本男子の2戦目の相手はロシア。この試合で勝てば、最低でも2位通過の可能性が高くなる大事な一戦だ。広州大会で3-0で勝っているが手強い相手だ。トップで水谷は各ゲームを競りながらマズノフに3-1で勝った。攻めの遅いのは気になるが確実に地力がついている試合を見せた。肝心なところで得点できる選手になっている。
 2番で韓陽はクズミンが相手。ロシアのエース、スミルノフは後半に下がった。2-1とリードした4ゲーム目、先にゲームポイントを奪ったのはクズミン。もし最終ゲームまでもつれるとどうなるかわからない。ここで韓陽は踏ん張り、14-12で韓陽が貴重な勝利を挙げた。
 2-0とリードして、落ち着いた日本は、3番のダブルスでも余裕が見えた。水谷・岸川はスミルノフ・マズノフ組をストレートで下し、日本は2勝目を挙げた。

=グループD=
 日本 3-0 ロシア
○水谷 10、8、-4、9 D.マズノフ
○韓 2、-10、5、12 クズミン
○岸川/水谷 4、6、5 スミルノフ/D.マズノフ

 日本女子は2時半からの初戦でオーストラリアにストレートで勝ち、五輪初戦を飾った。トップの平野はレイのツブ高をうまく攻略し、完勝し、チームの緊張を解いた。2番の福原はミャオ・ミャオと接戦になったが、最後は振り切った。調子は悪くない。
 3番の平野・福岡のダブルスも落ち着いたプレーでミャオ・シュ組に完勝し、日本は初戦を飾った。
 明日、午後にスペイン、夜には大一番の韓国戦が控えているが、好スタートを切った。
写真は左から福原、平野・福岡のダブルス、勝利後の日本ベンチ
 卓球の五輪がいよいよスタートした。
 初日の午前10時に日本男子が登場。アフリカチャンピオンのナイジェリアが相手だ。トップバッターの全日本チャンピオンの水谷がアフリカチャンピオンのトリオラと接戦。ナイジェリアとはいえ、手強かった。相手に攻め込まれ、ロビングでしのぐ展開となったが、最後は何とか逃げ切った。2番の韓陽、3番のダブルスは危なげない勝ちっぷりで、日本男子は団体戦で1勝目を飾った。