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 4月22日、東京・味の素ナショナルトレーニングセンターでは、公開練習に続いて日本代表選手団の記者会見も開催。世界選手権蘇州大会に出場する男子8名、女子6名の選手が一堂に会した。

 「シングルスでベスト16に入ることと、ダブルスで美誠ちゃんと一緒にメダルを獲れるよう頑張ります」(平野美宇)。「初めての世界選手権への出場なので、パートナーの大島さんと力を合わせて、自分たちにできることを精一杯頑張ってやってきます」(森薗)。「シングルス・ダブルスともに格上の選手に勝てるように、ここにいない仲間の分まで頑張ってきます」(松平)。各選手がひと言ずつ大会への抱負をコメント。蘇州大会を戦う日本代表のオフィシャルユニフォームも紹介された。ライムグリーン×ブラック、ブラック×ベリーピンク、レッド×ブラックの3色展開だが、ライムグリーンが今までにない新鮮なイメージだ。

 会見場をなごませたのは、テレビ東京の「世界卓球2015」で今回もリポーターを務める福澤朗アナの恒例「質問タイム」。「中国選手と比べて『この点では勝っている』というところはドコですか?」という質問に対し、初出場の吉田雅己は「中国選手より歌はうまいです」とコメント。十八番である湘南乃風の「曖歌」のサビをひと節、即興で披露し、選手団から拍手喝采を送られるひと幕もあった。さすがに肝が据わっている。

 会見後、福原愛は記者の囲み取材に対し、「今は早くコートに立ちたいという気持ちがすごく強い。早く蘇州に入りたい」とコメント。「13年パリ大会までは、初出場のパリ大会(03年/ベスト8)を越えたいという気持ちがあったんですけど、今はまったくない。東京大会を欠場したことでリセットされたのかもしれません。東京大会には出たかったという気持ちが今でもありますが、厳しい1年を乗り越えてここに立つことができている。そういうプラスの気持ちのほうが大きいです」(福原)。
 ラケットを握れない日々を乗り越えて、福原は世界選手権の舞台に帰ってきた。中国でも人気が高く、会場の応援を味方につけられる福原。今大会は上位進出の可能性が十分にある。
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