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 3月24〜26日、奈良・奈良市中央体育館で行われた第13回全国ホープス選抜。今日26日に1位トーナメントの決勝が行われ、男子は愛知県選抜、女子は兵庫県選抜が優勝を飾った。

 男子の愛知県選抜は6年ぶり3回目の優勝。1番から5番まで出場できる学年が決まっており、選手層の厚さが求められるこの大会で、どこからでも点の取れる布陣。決勝では15年全日本ホープス3位の篠塚大登(小6・卓伸クラブ)をラストに配したが、そこに回る前に4番加藤公輝(小4・ピンテック)がストレート勝ちで優勝を決めた。各選手とも非常にバランスの良い両ハンド攻撃を見せ、相手の強打に対するブロック、中陣でのしのぎも正確だった。

 男子2位は宮城県選抜。小学生最後の大会となったスーパーエース張本智和(小6・仙台ジュニアクラブ)が別格の存在感とパワーを見せる中、カウンターのバックハンドが冴えた星優真(小6・仙台ジュニアクラブ)、左腕の木方圭介(小4・レガーメ宮城)がポイントゲッターとして活躍した。準々決勝で岡山県選抜との激戦を制した埼玉県選抜と、前回優勝で多彩なプレースタイルを揃えた兵庫県選抜が3位に入った。

 女子優勝の兵庫県選抜は、準決勝の栃木県選抜戦ラストで大エースの木原美悠(小5・ALLSTAR)が苦戦し、ヒヤリとする場面もあったが、6年ぶり2回目の優勝。決勝は木原を2番に起用して試合の主導権を握り、2ー1とリード。すべて2台進行で行われた今大会で、4番三村実来(三村T.T.C)、5番田上小也夏(小浜クラブJr)が相次いで勝利を収め、頂点に立った。

 女子2位は兵庫とともに前評判の高かった福井県選抜。昨年の全日本カデット(13歳以下)2位の大藤沙月(小5・フェニックス卓球クラブ)が確実に勝利を重ね、冷静沈着な守護神・直江蓮(小6・フェニックス卓球クラブ)が要所を締めた。チーム一丸となって戦った広島県選抜、気合い満点のプレーで大健闘の栃木県選抜が3位。各種目の上位結果は下記のとおり。

◎第13回全国ホープス選抜・上位成績
〈男子1位トーナメント〉
優勝:愛知県選抜 準優勝:宮城県選抜 3位:埼玉県選抜、兵庫県選抜
ベスト8:大阪府選抜、神奈川県選抜、岡山県選抜、東京都選抜
〈男子2位トーナメント〉 優勝:三重県選抜
〈男子3位トーナメント〉 優勝:石川県選抜

〈女子1位トーナメント〉
優勝:兵庫県選抜 準優勝:福井県選抜 3位:栃木県選抜、広島県選抜
〈女子2位トーナメント〉 優勝:福岡県選抜
〈女子3位トーナメント〉 優勝:長野県選抜

 大会の詳細な結果は、4月21日発売の卓球王国6月号に掲載します。お楽しみに!
  • 男子1位トーナメント優勝の愛知県選抜

  • 女子1位トーナメント優勝の兵庫県選抜