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 7月15〜18日、大阪・エディオンアリーナ(大阪府立体育会館)で行われている第35回全日本クラブ選手権。クラブプレーヤーの大阪夏の陣。会場は熱気に包まれている。大会第2日目に男女50代&60代でチャンピオンクラブが決定、また男女小中学生の部も準々決勝まで終了している。メダリストに輝いたクラブは下記のとおり。

●男子50代
優勝:東京KING KONG(東京)
準優勝:福卓会(福島)
3位:龍卓会(兵庫)、ゼフィルス大河原(宮城)

●女子50代
優勝:COLOR(神奈川)
準優勝:千代田クラブ(東京)
3位:ウィズサニー(大阪)、みらくる(大阪)

●男子60代
優勝:清友クラブ(大阪)
準優勝:卓精会
3位:代々木クラブ、PING-PONG矢掛(岡山)

●女子60代
優勝:千代田クラブ(東京)
2位:甲子園クラブ(兵庫)
3位:四季高の原クラブ(奈良)、あすか(兵庫)

男子50代は、浅葉克己監督率いる東京KING KONG(東京)が前回に続き2連覇。実業団のサンリツでも活躍した左腕エースの東海(中国名:徐向東)が単複で大活躍。打球点の早いバックドライブで対戦相手を料理した。クラブチームの雄・福卓会は常にベンチ全員が立ち上がるほどの熱い応援を見せたが、惜しくも2位。

 女子50代は、COLOR(神奈川)が4連覇。元世界代表の稲川(旧姓:菅谷)をラストに置く分厚い布陣で、鶴田、坂本、小口と各選手が確実に自分の役割を果たした。決勝で敗れた千代田クラブも、4番石沢が小口から第3ゲームにマッチポイントを握るなど、勝機はあった。来年に期待だ。

 男子60代は地元・大阪の清友クラブが4連覇。勝英雄&政本尚という強力なツインエースのみならず、富沢、白川がきっちり勝ち星を重ね、決勝では卓精会との東西対決に勝利。地元で歓喜のV4を果たした。まさに総合力の勝利だった。男子60代で22年連続ベスト4以上という、偉大な記録を作っていたサザンクロスは、準々決勝で岡山のPING-PONG矢掛に苦杯で記録ストップ。ラスト三木がゲームカウント2ー1の第4ゲーム、10ー6から逆転を許した。来年からは新たな記録への挑戦が始まる。

 女子60代決勝は、甲子園クラブとの激闘を制した千代田クラブが優勝。決勝トップに大エースの高木和を配し、2番でカットの須賀がゲームカウント0ー2から大逆転勝ち。5番高橋が締めて女子60代2連覇となった。
  • 東海&華原を両輪に、各選手が持ち味を発揮した東京KING KONG

  • 千代田クラブとの決勝の激戦を制したCOLOR

  • 多くの人に祝福された地元・大阪の清友クラブの優勝

  • 昨年に続いて女子60代を制した千代田クラブ