先の全日本選手権で強烈なチキータを強打を武器に準優勝に輝いた吉村和弘選手(愛知工業大/ドイツの2部チーム「ケーニヒスホーフェン」でプレー)が4月1日付でVICTASとTSPのブランドを持つヤマト卓球(株)とアドバイザリー契約を結んだ。
また、元日本代表で世界団体メダリストの松平賢二選手(協和発酵キリン/ポーランドのスーパーリーグ「ジャルドヴォ」でプレー)も同日付でヤマト卓球とのアドバイザリー契約を結んだ。両選手はVICTASブランドの顔として、すでに契約選手となっている丹羽孝希選手(スヴェンソン)や村松雄斗選手(東京アート)とともに活動していく。「日本を代表する選手とアドバイザリー契約を結んだことで、商品のイメージアップはもちろん、今後の商品開発に彼らの意見を取り入れ、強力なブランドにしていきたい」(ヤマト卓球の兒玉義則社長)。
吉村、松平の両選手のコメント。「VICTASの用具は自分に合っていると感じています。VICTASを選択した自分とVICTASの用具を信じています。自分が世界で勝つことで、VICTASの良さを広められたらと思っているし、世界で勝つためにVICTASを選びました」(吉村和弘)。
「一番は変化をつけたいためです。ここ数年、自分は成績を含めて何も変わっていなかったので変化をつけたかった。自分自身を変えたいという思いがありました。その中の大きな決断としてVICTASと契約しました。
なぜVICTASなのか? トップを倒そうという選手がほしいと言われました。自分もトップを取りたいという思いがあって、VICTASの理念と考えがリンクしました。もっと上に行きたいという強い思いがあります。ラバーをテストした時に、想像していたよりもボールがくっついて、上にちゃんと上がってくれる。つかみがいいという感触を得ました」(松平賢二)。