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ロンドン五輪

 世界チャンピオン、そして世界ランキング1位の実力を決勝で見せつけた張継科が7人目の五輪金メダリストに輝いた。
 第1ゲームを18−16で奪った張継科。このゲームがキーゲームだった。対戦成績では分の悪い王皓はゲームを先行したかったが、張継科にしぶとくやられた。3−0とゲームをリードし、こうなったら張継科は強い。4ゲーム目を奪われたが、余裕さえ見せ、王皓を下した。そのふてぶてしい態度とロッテルダムでは優勝の瞬間にユニフォームを引きちぎったが、今回はフェンスを跳び越え、表彰台に走り、1位のステージにキスをするなど、まるで考えていたようなパフォーマンス。
 一方の王皓はこれで3大会連続銀メダル。今大会、願いを込めて、金色のシューズを履いた者の悲願は果たせなかった。ある意味、この記録も塗り替えられることはないだろう。
 
●男子シングルス決勝
張継科(中国)  16、5、6、−10、11  王皓(中国)