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アジア選手権2015速報

昨年のアジア競技大会に「なんだこの選手は?」と速報班を驚かせたパキスタンの
クレシ・アシム選手

フォアもバックも同面で打球し、時折裏面に貼ってある変化系表で意表を突く。
現代に蘇ったシーミラー打法だ。

独特の長すぎるグリップも見ていて異様であり、このような選手はどんな用具を使っているのか非常に気になったので、話を聞いてみた。

ラケットはニッタク製の5枚合板、裏ソフトはファスタークS-1、表ソフトはC7
オールニッタク選手だった。

「グリップはこの形が良い。重心が手前にあり、切り替えがやりやすい。ほとんど裏ソフトだけでプレーするが、たまに表ソフトも使う。ぼくはデンジャラスプレーヤーだからね(笑)。裏ソフトはスピードが良いね。打ったときはもちろん、ブロック時にもスピードが出るのが気に入っている。
 パキスタンはニッタクが支援してくれているんだ。とてもありがたい。チームのウェアはスタッグだけど、ショーツはニッタクを履いている。ぼくはシューズもニッタクだ(エクストリームアクト)」(クレシ選手)

プレーは地域の変則おじさんそのものだが、アジア競技大会では荘智淵からゲームを奪うなど、世界のおじさんは強い。
  • 快くラケットのことを話してくれたクレシ選手

  • 試合中も笑顔がこぼれる

  • 見た目以上に速いフォアドライブ。ショーツはしっかりニッタクだ

  • バックも裏ソフトで打つシーミラー打法だ