女子シングルスが始まり、おもしろい選手がたくさん登場しています。
その中でもベトナムのヌグエンは興味深い用具選びです。
ラケットはティモボル・スピリット
フォアはスレイバー・FX、バックは2008(大維)
一見、普通の組み合わせですが、彼女はカットマン。
しかも攻撃頻度は低く、あくまで粘るタイプ。
「バックはカットしやすいものが良い。フォアは柔らかいし、バックの中国ラバーは硬くて抑えやすい」とのこと。
なぜカットマンなのにそんなに弾むラケットを使っているの?と聞くと、
「気にしたことがない。それが私のスタイルだから」
カットマンだからカット用のラケットを使わなければならないわけではない。
常識にとらわれない用具選び、「私のスタイル」という自分の用具選びに、少し頭でかっちになっていたんだなと考えさせられました。