昨日、報道席で速報を打っていたら、ひげ面の男が近づいてきました。
「おれの写真を撮ってくれ。16時半から8コートでやるから。必ずだよ」
と勝手に約束を取り付けてきたパキスタンのラヒーム選手
その代わり、用具を見せてほしいと言ったら快諾
ラケットはシュラガー
フォアは天弓3、バックはプライドを貼っている。
「このラケットはとにかく弾む。一番弾むラケットだろ? だから好きだし、すごくフィーリングも良い。フォアのラバーはまだ使ったばかりだけど、スピードもスピンも良い。
そしてバックのプライドはずっと使っている。5年くらいはこれだね。いろいろ試すけど、やっぱりこのラバーに戻る」と語る。
かなり弾むラケットだけど扱えるのはすごいね。飛距離がですぎないかい?と言ったら、「ノープログレム。扱えているよ」と笑う。
約束なので写真を撮りに行く。あの超攻撃ラケットを使い、どんな爆速卓球をやっているのかと思ったら、、、、
彼はブロック型だった。
つまり、ブロックで相手に合わせる卓球だが、その中でも勝手に威力が出るようなラケットが良いということだ。ただ返すだけでは相手にとってチャンスボールになってしまう、ブロックで返すにしても威力を求めた用具なのだ。
でかい男が必ずしもパワープレーに走るわけではない。
それでも上位陣のボールにはオーバーミスを連発していた。もう少し弾まない用具のほうが良いのではと少し思った。