●女子シングルス4回戦
伊藤 3、8、7、キケン ユ・モンユ(シンガポール)
福原 9、9、7、9 梁夏銀(韓国)
劉詩ウェン(中国) 8、6、5、4 平野
女子ベスト8を決める4回戦が終わり、伊藤、福原が圧勝した。
福原は長いラリーの中で緩急をつけ、梁夏銀のミスを誘う。そして梁夏銀がボールをつなぐと福原がすかさず速攻で畳みかける。完全にゲームを支配し、難敵をストレートで破った。
伊藤は序盤からユ・モンユを圧倒。ユ・モンユは明らかに動きが遅く、伊藤の前後左右の攻めに振り回された。
ゲームカウント3−0となり、4ゲーム目が開始されようとした時にユ・モンユが体調不良とキケンを申し出た。
平野は「憧れの選手」という劉詩ウェンとのラリー戦に挑むも、早さと威力で及ばず。
「相手が中国選手だからと言って、厳しいコースを狙わないとと勝手に気負って、自分のミスばかりでした。メンタル面を鍛えないとダメですね。気負いすぎでした」と初対戦を振り返った。