スポンサーリンク

速報・現地リポート

トップニュース速報・現地リポート

用具のこだわり by ゆう

 昨年の全中3位、全日本カデット14歳以下では準優勝とカット型の有力株として知られる相馬夢乃選手(新発田ジュニア)。一般的なカットマンとは違い、フォアに変化ラバー、バックに裏ソフトを貼りプレーをする。試合前のフォア打ちでもラケットを反転することなく、変化ラバーで独特なポンポンと音を鳴らしてのフォアロング。対戦相手は「え?こっちがフォア?」と驚きを隠せないだろう。

 相馬選手の使用ラケットはデフプレイセンゾー(ドニック)、フォアがカールPー2(特薄)、バックがV>15リンバー(VICTAS)
 カールPー2と言えば、最初は粒高ラバーとして登録されたが、途中からITTFの粒形状規格が変わり、表ソフトとして再登録された。粒高に近い性質を持つ変化系表、これが今のカールPー2だ。

 「普通のカットマンだと勝てないからと、姚先生のアドバイスでフォア面に変化ラバーを貼っています。フォアカットが他の人より切れると思います。このラバー粒高・・・じゃなかったんですね。打ちやすいし、変化も出ますね。バックのV>15リンバーは一度試してみたら、カットも攻撃もやりやすかったから使っています。ラケットは軽くて振りやすいのでデフプレイセンゾーが良いです」

 ボールの右側をとらえて少し横回転がかかったフォアカットは、相手のフォアサイドへ逃げるように曲がっていく。このエースボールを打ちあぐむ選手は多い。
  • 将来が楽しみなカットマンだ

  • 隠れた名品カールP-2

  • やや横をとらえたフォアカットが……

  • フォアサイドを逃げるように曲がって入る