4月5日から7日まで、横浜文化体育館で行われる2019年アジアカップ。
アジアから男女各16人が選ばれ、シングルスのタイトルを争う大会。ワールドカップの出場権もかかっており、選手にとってはとても重要な大会になる。
初日の4月5日は、4つのグループによる予選リーグが行われ、日本勢の男子は張本智和が2位、丹羽孝希が1位でそれぞれ決勝トーナメント準々決勝に進出を決めた。
予選の戦いで注目された張本と馬龍(中国)の対決は、3対1で馬龍が勝利。昨年6月のワールドツアー・ジャパンオープンで馬龍から初勝利をあげていた張本だったが、この試合では完敗した。
「相手(馬龍)に敗因をしっかりと分析されたなと思った」と試合後に話した張本。バックハンドでは得点できたものの「全てで相手が一枚上手だった。今日でまた離されてしまった」とコメントした。張本の準々決勝の相手は李尚洙(韓国)だ。
丹羽は2連勝して早々と1位通過を決めた。3試合目の荘智渕(チャイニーズタイペイ)には敗れたが、準々決勝では黃鎮廷(香港)と激突する。ハイレベルでタフな戦いになるだろう。
女子は石川佳純が2位通過で準々決勝に進んだが、平野美宇は1勝2敗と振るわず3位。チャレンジにまわったがそこで勝利すれば準々決勝に進む道は残されている。
石川の対戦相手は杜凱琹(香港)、平野は陳思羽(チャイニーズタイペイ)と対戦する。