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 9月6~8日、マレーシアのクアラルンプールにて女子ワールドカップが行われた。五輪後、最初のビッグゲームとあって注目されたこの大会を制したのは李暁霞(中国)。五輪出場は王楠に譲ったが、その王楠は五輪で勇退。これからは李暁霞が「最強中国」の中心選手のひとりとして戦うことになるが、今回の優勝で王楠からのバトンをしっかりと受け取った格好だ。

 李暁霞は予選で馮天薇(シンガポール)、リー・ジャオ(オランダ)、ミャオミャオ(オーストラリア)を下して、決勝トーナメント進出。1回戦では“張怡寧キラー”の異名をもつ姜華君(香港)を4-1で、準決勝では王越古(シンガポール)をストレートで破って決勝に進出。決勝の相手は帖雅娜(香港)だったが、4本・3本・3本であっさり3ゲームを連取して王手。第4ゲームはデュースになったが14-12で振りきってワールドカップ初優勝を飾った。ワールドカップは06年以来2回目の出場で、当時は優勝した郭炎(中国)に敗れてベスト8だった。

 また、五輪では団体優勝、シングルスもメダル独占で完全制覇を成し遂げた中国からは、郭躍も出場していたが、トーナメント1回戦で馮天薇に敗れる波乱があった。