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 7月18〜21日、マレーシア・ジョホールバルのパインウッドスタジオで行われる『T2ダイヤモンド』の第1ステージ(Event1)。ITTFワールドツアーのスタンディング(獲得ポイントのランキング)上位15名と招待選手1名、男女各16名によって優勝が争われる。その出場選手が、今日6月24日に正式に発表された。出場する選手のリストは下記のとおり。

【男子】馬龍(中国)、林高遠(中国)、許昕(中国)、張本智和(日本)、ファルク(スウェーデン)、梁靖崑(中国)、樊振東(中国)、水谷隼(日本)、黃鎮廷(香港)、林昀儒(チャイニーズタイペイ)、王楚欽(中国)、フランチスカ(ドイツ)、カルデラノ(ブラジル)、丹羽孝希(日本)、オフチャロフ(ドイツ)、ボル(ドイツ/招待選手)

【女子】王曼昱(中国)、陳夢(中国)、劉詩雯(中国)、朱雨玲(中国)、丁寧(中国)、伊藤美誠(日本)、孫穎莎(中国)、馮天薇(シンガポール)、鄭怡静(チャイニーズタイペイ)、平野美宇(日本)、陳思羽(チャイニーズタイペイ)、杜凱琹(香港)、ポルカノバ(オーストリア)、石川佳純(日本)、加藤美優(日本)、スッチ(ルーマニア/招待選手)

 男子では、ワールドツアー・スタンディングでも出場資格を持っていたボルが、主催協会であるマレーシアからの招待選手となったため、ワールドツアー・スタンディングで15位で並んでいた丹羽孝希とオフチャロフが揃って選出された。

 一方、女子は中国オープンが終了した時点で、上位16名の中に中国選手が9名入っていたが、陳幸同・王芸迪・何卓佳の3選手は出場せず、代わりにポルカノバ、石川佳純、加藤美優が出場。一昨年のT2グランドファイナル女子優勝のスッチが招待選手として追加され、ヨーロッパ選手を加えたバランス重視の人選となった。

 T2ダイヤモンドの優勝賞金は優勝10万ドル(約1070万円)、準優勝5万ドル(約540万円)という高額なものだが、日本選手にとってより重要なのは、世界ランキングのポイントだ。こちらは優勝者は1000ポイント、準優勝800ポイント、3位700ポイントなどとなっており、初戦敗退(ベスト16)でも400ポイントを獲得する。これらのポイントは世界ランキングを算出する上位8大会とは別枠で、ボーナスポイントとして加算されるため、トップ選手の世界ランキングへの影響はかなり大きい。

 7月の国際大会の予定を見てみると、2〜7日に釜山でITTFワールドツアー・韓国オープン(レギュラー)が行われたあと、9〜14日にITTFワールドツアー・オーストラリアオープン(プラチナ)、そして18〜21日にマレーシアでT2ダイヤモンドが行われる非常にハードなスケジュール。東京五輪の代表選考レースは、早くも大きなヤマ場を迎えようとしている。