スマホ版に
戻る

トピックス

トップニューストピックス
 T2ダイヤモンド3日目は男女シングルスの準々決勝が行われた。

 日本勢で唯一勝ち残っている加藤は第1試合に登場。マレーシアの観客に人気の加藤は、大声援を浴びながら世界ランキング1位の陳夢に対して、序盤から強気のプレーを見せる。
 加藤は世界トップ選手ではあまり出す選手のいないしゃがみ込みサービスで陳夢のレシーブミスを誘うと、ラリーになっても回転をかけたバックドライブで陳夢を攻める。5ゲーム目からFAST5(5点制)になり、陳夢の猛攻に押されかけたが、最後まで攻めの姿勢を貫いて、世界1位から大金星をあげた。

 「(試合前に)監督から強気で行くようにと言われていた。私は勝てそうになると守りに入ってしまうので、今日は最後まで強気のプレーをしました。今まで爆発力がないと思われていたと思うので、今日の試合のように強い選手にも勝てる実力があるというのを見せていきたい」(加藤)

●男子シングルス準々決勝
○許昕(中国)11-6、11-6、10-11、11-3、5-1 ファルク(スウェーデン)
○黃鎮廷(香港) 11-9、11-10、10-11、5-3 フランチスカ(ドイツ)

●女子シングルス準々決勝
○加藤美優(日本)11-4、11-9、4-11、11-6、2-5、5-4 陳夢(中国)
○王曼昱(中国) 11-7、11-6、11-6、11-10 ハン・イン(ドイツ)