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 和歌山ビッグホエールで開催中の第69回全日本実業団選手権。男女とも準々決勝まで進行し、ベスト4が出揃った。まず男子準々決勝の結果は下記のとおり。

●男子準々決勝
シチズン時計(東京) 3−1 日鉄物流ブレイザーズ(和歌山)
東京アート(東京) 3−0 岡谷市役所(長野)
ファースト(千葉) 3−2 協和キリン(東京)
リコー(東京) 3−0 信号器材(株)(神奈川)

 岸川聖也・大矢英俊・松平健太・吉村真晴という日本代表経験者を揃えたファーストと、今大会からチーム名が変わった協和キリンの対戦は、3−2でファーストが勝利。トップの平野友樹対吉村真晴の一戦で、協和の平野が腰痛のため棄権。協和は2番松平賢二が大矢英俊を、4番渡辺裕介が松平健太を破り、ラストまで持ち込んだものの、ファーストの岸川がサービス・レシーブでの貫禄の違いを見せ、協和の後藤をストレートで下した。

 ファーストの対抗馬となる東京アートは、トップ村松、2番吉田(海偉)が苦しみながらも勝利。3番ダブルスで坪井勇磨・吉村和弘の新人ペアがゲームオールで競り勝って、食い下がる岡谷市役所を下した。地元・和歌山の日鉄物流ブレイザーズは、藤村・松下のダブルスが勝利したものの、シチズン時計に力及ばず。リコーは信号器材戦で、新人・郡山(専修大卒)が勝利してストレート勝ちを収めた。

●女子準々決勝
日立化成(茨城) 3−2 サンリツ(東京)
豊田自動織機(愛知) 3−1 広島日野自動車(広島)
十六銀行(岐阜) 3−0 中国電力(広島)
デンソー(静岡) 3−2 愛媛銀行(愛媛)

 女子は熱戦の連続。昨年優勝の日立化成は、サンリツに先行を許して苦しい試合展開になったが、ラスト近藤(旧姓:田代)が谷岡のカットを落ち着いて攻略。ゲームカウント2−1の4ゲーム目は11−0で勝利を決めた。豊田自動織機はゲームカウント2−1の4・5番が2台進行となり、5番でカットの佐藤が敗れて後がなくなったが、4番で右シェークフォア表の森が最終ゲームの劣勢を挽回し、広島日野自動車の伊丹にゲームオール11−9で競り勝った。

 十六銀行はエース安藤が中国電力の成本との変化対決に競り勝ち、その勢いでストレート勝ち。デンソーは愛媛銀行に前半で0−2とリードされる苦しい展開になったが、永尾・阿部のダブルスから反撃に転じ、逆転勝ちした。