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T2ダイヤモンド3日目
●女子シングルス準々決勝
王曼昱(中国)  7、−6、−5、1、0、1 陳幸同(中国)
●男子シングルス準々決勝
林昀儒(チャイニーズタイペイ)−10、6、6、2、−1、2  フランチスカ(ドイツ)

●女子シングルス準々決勝
伊藤美誠(日本) 9、4、9、6  佐藤瞳(日本)

 出足から伊藤のミスは少ない。ドライブによるカット打ちでチャンスをつかみ、決定打はスマッシュだ。そこにバックドライブやストップを織り交ぜ、佐藤を激しく揺さぶる。佐藤はしっかりと粘りながら時折放つ攻撃に活路を見いだす。
 佐藤の動きも悪くない、カットにもミスは少ないのだが、伊藤の攻撃の正確性と緩急の変化の前にリードを奪えない。各ゲーム、中盤から伊藤が突き放す展開だ。佐藤の健闘もむなしく。30分で伊藤は退けた。
「日本選手の対決でしっかり勝つことは重要。目の前の試合に戦うことに集中しているので、1戦1戦頑張りたい」と伊藤のコメント。
 これで伊藤は明日の準決勝で、陳夢と田志希の勝者と対戦する。

●男子シングルス準々決勝
許シン(中国) 7、6、−7、7、2  鄭栄植(韓国)