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 11月22~24日、宮崎県宮崎市立体育館にて全日本選手権(カデットの部)が行われた。

 男子14歳以下シングルスは全中チャンピオンの丹羽孝希(青森山田中)が優勝。決勝では昨年優勝の町との同士討ちを制して、06年ホープスに続く全日本タイトルゲットとなった。また、丹羽は町と組んだダブルスで2連覇を達成。見事に2冠王となった。
 女子14歳以下シングルス決勝は06年カデットチャンピオンの谷岡あゆか対鈴木李茄のエリートアカデミー同士の対決となり、ゲームオールで鈴木李茄が優勝。さらに、ふたりで組んだダブルスでは昨年3位の雪辱を晴らして優勝。注目のエリートアカデミーチームが見事にその力を示した格好だ。

 男子13歳以下シングルスは、今年度ホープスチャンピオンの村松雄斗(平野卓研)が優勝。準決勝ではエリートアカデミーの大塚に苦しめられたが、見事な2階級制覇を成し遂げた。同一年度のホープス・カデット制覇は昨年の森薗政崇(現・青森山田中)に続き、4人目の快挙。過去には坂本竜介、野邑大陽が名を連ねる。
 女子13歳以下シングルス決勝は森薗美月(えひめTTC)対前田美優(高瀬クラブ)の小学6年生同士の対決となり、ゲームオールで森薗美月が勝利。前田は05年から、カブ2連覇・ホープス2連覇と全日本タイトルを毎年獲得しており、同世代はもちろんのこと、上の世代とも互角以上の戦いをしてきたが、同学年の選手にまさかの敗戦。しかし、この13歳以下には石川佳純の妹・石川梨良や、松平兄弟の妹・松平志穂も出場しており、非常にレベルが高い世代といえる。

各種目の優勝記録は以下の通り。

●男子14歳以下シングルス:丹羽孝希(青森山田中)
●女子14歳以下シングルス:鈴木李茄(エリートアカデミー)
●男子13歳以下シングルス:村松雄斗(平野卓研)
●女子13歳以下シングルス:森薗美月(えひめTTC)
●男子ダブルス:町飛鳥/丹羽考希(青森山田中)
●女子ダブルス:谷岡あゆか/鈴木李茄(エリートアカデミー)