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速報・現地リポート

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世界卓球ブダペスト大会

●男子シングルス準々決勝
馬龍(中国) 8、9、8、4 林高遠(中国)
梁靖崑(中国) 10、−10、8、4、−9、−7、5 丹羽孝希

……惜しい!
男子シングルス準々決勝、丹羽孝希は梁靖崑に3−4で敗れ、男子シングルス40年ぶりの日本勢のメダルはならなかった。日本男子のシングルスでの戦いが終わった。

1ゲーム目10−9とゲームポイントを握りながら、逆転を許した丹羽。梁靖崑のバックドライブは中国男子でも指折りの破壊力で、フォアドライブも重い。定期的にバックストレートのロングサービスを混ぜながら、サービスはミドルからフォア前に集めて、丹羽のチキータを両ハンドで狙う。

2ゲーム目は6−10のビハインドから、フォアのカウンタードライブを炸裂させて12−10と逆転で奪った丹羽。場内は「コーキ!コーキ!」の大合唱で、会場の雰囲気は確実に丹羽に味方していたが、ゲームカウント1−3と梁靖崑に王手をかけられる。

しかし、5ゲーム目の3−7と敗戦の瀬戸際まで追い込まれたところから、勝利を意識したか、梁靖崑のプレーが重くなる。梁靖崑のバックドライブに対し、トレードマークであるバックのブツ切り横下回転ショートを連発する丹羽。5ゲーム目の9−8では、右手に持ち替えたラケットでブロックし、再び左手でパワードライブを決めるスーパープレー。梁靖崑の焦りを見透かすように、3球目では強打よりも緩いドライブから入って次球を狙い、丹羽がついにゲームカウント3−3へ追いつく。

試合の流れは丹羽にあった。しかし、最終ゲームのラブオールで惜しいラリーを落としてから、あれよあれよという間に0−5でチェンジコート。梁靖崑もナーバスになっていたのだが、3−8からのネットインなどの不運もあった。最後の一本も丹羽5−10の場面で、梁靖崑のバックのカウンターがエッジをかすめて入り、終戦。限りなくメダルに近づきながら、丹羽孝希の世界卓球はベスト8で終わりを告げた。

男子シングルス準々決勝の第1試合、馬龍対林高遠は馬龍の圧勝。サウスポーながらバックハンド主体のプレーヤーである林高遠は、馬龍にとって怖さがなかった。林高遠のバック深くにツッツキを送ってフォアで狙い打ち、フォア前に小さく止めたストップからパワードライブで狙う馬龍。すべての要素において馬龍が上回り、林高遠は4ゲーム目終盤には戦意を喪失して、バックドライブのミスを連発した。
  • 最後まで高い集中力を見せた丹羽だが、わずかに及ばず

  • 梁靖崑の苦しさも、手に取るように伝わってきた

  • 敗戦後、ベンチでしばし動けず。しかし、今大会のプレーは素晴らしかった