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世界ジュニア選手権大会

●混合ダブルス準々決勝
宇田/木原 6、−7、5、−4、5 馮翊新/蔡豊恩(チャイニーズタイペイ)
向鵬/蒯曼(中国) 9、−6、6、−8、16 篠塚/出澤

混合ダブルスで宇田/木原がチャイニーズタイペイの馮翊新/蔡豊恩に競り勝ち、個人戦で日本勢初のメダルが確定!

得意のチキータやカウンターだけでなく、コースを突くうまいブロックや回転量の多いループドライブでも得点を稼いだ宇田。一方の木原も、相手コートに突き刺さる両ハンドの強打に加え、うまく回転を抑えてストレートを突くブロックが有効で、両者とも多彩なテクニックを見せた。高い攻撃力を持ったふたりが、攻撃力だけに頼らないところを見せてつかんだメダルだ。

そして、惜しかったのは篠塚/出澤。ダブルス巧者の篠塚の攻守に渡る頑張りに、出澤も前陣を死守したカウンターとバックショートで応えた。最終ゲーム8−10から11−10に追いつき、ここから計4回のマッチポイントを握ったのだが、向鵬のチキータに篠塚の返球がミス。他のコートの混合ダブルスの試合がすべて終わり、会場中の注目を集めた一戦は、ついに中国ペアに軍配が挙がった。間違いなく、今大会のベストゲームのひとつだろう。