〈その4〉

V42 とR37 は自由な発想に応える

軟らかいスポンジのラザンターをどうやって使うのか?

使い方を教えてほしいという疑問があると思います。

正直、何でもできます!

何をしても良い。
何でもできる。

発想は自由!
自由にできるのが軟らかいラバーの特権です。

例えば・・・
皆さんは
相手の下回転サービスに対して
どうやって返しますか?


ツッツキ? ストップ? チキータ? フリック?

卓球をわかっていけばいくほど、
頭の中で方程式ができてしまう。

下回転にはツッツキだ。台から出たらドライブだ。
ドライブが来たらブロックだ、余裕があればカウンターだ。

のような、「○○に対して△△」という方程式が自分の中であるはずだ。



ここで少々おさらいしよう。
軟らかいラバーは安定感があると表現される。
なぜ安定感があるのかというと、

ラケット角度が多少間違っても入る=安定する

ということだ。

ラザンターV42・R37 ならこんなこともできてしまう。

すべて下回転に対するレシーブ方法ですが、
やりたい放題できる。

安定感を逆手に取ったナント横柄なレシーブだろうか。
相手にとっては「何をやられるのかわからない」状態だろう。
このように鈍感力を思い切り活かしたレシーブが可能なのだ。



さらに防御面ではどうだろう。
初中級者は「攻めている時は良い展開になるけど、攻められている時に防げない」という人が多い。

ブロックしたら、反撃できない。
1 本止まったら御の字。
打たれるのが怖いから先に攻撃をしちゃう。

初中級あるあるです。

メチャクチャ適当でも、とりあえず入る。
攻められても守れる安心感になる!

打たれても怖くない!という選手は試合で取りこぼしをしません。

「1 回戦で負けちゃった。相手のボールが合わなかった」と言い訳している人は、合わないボールにもラバーが合わせてくれるオートマティックなラザンターがオススメ。

最後は鈍感力をフルに活かしたカウンターです。

相手の意表を突くボールが出せる。
自分の発想次第で自由なボールが打てる。
相手の回転に左右されずに好きな打法が可能。

軟らかいラバーを使う特権を活かして、プレーしましょう。
その中でもラザンターV42 とR37 は特に自由度が高いのです。
少し中陣に下がるなら V42

前陣での超安定感なら R37
をチョイスしましょう。

もちろん両面でも良いですが、
シェークのバック面に、ペンの裏面など、
ミスができない、楽に入れたい、フォアにつなげたい、
そして相手が「え?」と驚くようなULTRA プレーがしたい。

それを叶えてくれるラバーがあります!

<完>

文=佐藤祐