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 12月14〜17日、カザフスタン・アスタナで行われる『Seamaster 2017 ITTFワールドツアー・グランドファイナル』。11月19日に閉幕したスウェーデンオープンで、今年のすべてのワールドツアーが終了し、出場者が決定した。

 日本勢は男子シングルスに5名、女子シングルスに6名が出場する。男子の水谷隼(日本・木下グループ)や馬龍(中国)、女子の丁寧(中国)や孫穎莎(中国)は出場大会数が出場資格に満たないため、今大会には出場しないが、それ以外では世界のトップクラスがずらりと顔を揃える。非常にハイレベルな優勝争いとなることは間違いない。各種目の出場選手リストは下記のとおり。

★男子シングルス
オフチャロフ(ドイツ)
ボル(ドイツ)
樊振東(中国)
林高遠(中国)
張本智和(日本・JOCエリートアカデミー)
ゴーズィ(フランス)
サムソノフ(ベラルーシ)
松平健太(日本・木下グループ)
方博(中国)
丹羽孝希(日本・スヴェンソン)
黃鎮廷(香港)
許シン(中国)
吉田雅己(日本・協和発酵キリン)
大島祐哉(日本・木下グループ)

荘智淵(チャイニーズタイペイ)
ゲラシメンコ(カザフスタン)

☆女子シングルス
陳夢(中国)
王曼昱(中国)
石川佳純(日本・全農)
伊藤美誠(日本・スターツSC)

顧玉ティン(中国)
朱雨玲(中国)
馮天薇(シンガポール)
陳幸同(中国)
森さくら(日本・日本生命)
シャン・シャオナ(ドイツ)
早田ひな(日本・日本生命)
平野美宇(日本・JOCエリートアカデミー/大原学園)

ハン・イン(ドイツ)
杜凱琹(香港)
佐藤瞳(日本・ミキハウス)
鄭怡静(チャイニーズタイペイ)

★男子ダブルス
上田仁/吉村真晴(日本・協和発酵キリン/名古屋ダイハツ)
森薗政崇/大島祐哉(日本・明治大/木下グループ)

フィルス/ワルサー(ドイツ)
フランチスカ/グルーツ(ドイツ/デンマーク)
張本智和/木造勇人(日本・JOCエリートアカデミー/愛工大名電高)
何鈞傑/黃鎮廷(香港)
陳建安/江宏傑(チャイニーズタイペイ)
K.カールソン/M.カールソン(スウェーデン)

☆女子ダブルス
エクホルム/ポータ(スウェーデン/ハンガリー)
陳夢/朱雨玲(中国)
田志希/梁夏銀(韓国)
早田ひな/伊藤美誠(日本・日本生命/スターツSC)
杜凱琹/李皓晴(香港)
橋本帆乃香/佐藤瞳(日本・ミキハウス)
陳思羽/鄭怡静(チャイニーズタイペイ)
バラゾバ/マテロバ(スロバキア/チェコ)
  • スウェーデンオープンでは3位に入った石川

  • 張本、世界ジュニア欠場は残念だが、ファイナルでの活躍に期待したい

 11月26日〜12月3日、イタリアのリーヴァ・デル・ガルダで行われる世界ジュニア選手権に出場予定だった張本智和(JOCエリートアカデミー)が、大会への出場をキャンセルすることが明らかになった。11月19日付で日本卓球協会が発表した。

 前回の16年大会で史上最年少で男子シングルスを制した張本。今回の世界ジュニアでは、樊振東/許シン(中国)にストレート勝ちした木造勇人とのダブルスでもメダル獲得が期待されていたが、右肩に痛みがあるため、大事をとって出場を回避。12月14〜17日に行われるITTFワールドツアー・グランドファイナル、12月23〜24日に仙台で行われる世界選手権団体戦・日本代表最終選考会(選考基準を満たさない場合に出場)に向けて国内で調整する。

 2連覇がかかっていた張本の欠場は残念だが、世界ジュニアは団体・個人合わせて8日間の長丁場。前回大会では、女子で早田ひな(希望が丘高・当時)が大会期間中に右ひざの故障を悪化させ、リハビリにかなりの時間を要した。まだ体も成長途中の張本、ここは無理をせず、しっかり体を休めてほしい。

 張本に替わってエントリーされたのは宇田幸矢(JOCエリートアカデミー/大原学園)。11月上旬のベルギーオープンでは、フランチスカ(ドイツ)、アポロニア(ポルトガル)という強豪選手を破っており、爆発力は折り紙付き。このチャンスを生かして、各種目での活躍が期待される。世界ジュニアの日本選手団のメンバーは下記のとおり。

[日本男子]
◎田㔟邦史監督
木造勇人(愛工大名電高・WR85)
宇田幸矢(JOCエリートアカデミー/大原学園・WR223)
髙見真己(愛工大名電高・WR243)
田中佑汰(愛工大名電高・WR304)

[日本女子]
◎渡邊隆司監督
加藤美優(日本ペイントホールディングス・WR17)
長崎美柚(JOCエリートアカデミー・WR102)
木原美悠(JOCエリートアカデミー・WR105)
木村光歩(山陽女子高)

※WR=2017年11月発表の世界ランキング
 11月13〜19日にスウェーデン・ストックホルムでITTFワールドツアー・スウェーデンオープンが開催され、女子ダブルスで伊藤美誠/早田ひな(スターツSC/日本生命)が決勝で世界ランク1位、2位の朱雨玲と陳夢の中国ペアを破る大金星をあげ優勝を決めた。伊藤/早田は1ゲームも落とすことなく決勝に進出。決勝では第2ゲームを落とすも第3・第4ゲームを9点で抑え中国ペアを撃破。ツアー2勝目をあげた。
 
 男子シングルスでは丹羽孝希(スヴェンソン)が準々決勝で方博(中国)と対戦。ゲームカウント3-2とリードを奪うも、最終ゲームを8点で落とし惜しくも敗退となった。また、張本智和(JOCエリートアカデミー)も2回戦で許昕(中国)に3-1と大きくリードするも第5ゲームから3ゲームを連取され、逆転で敗退となった。男子の優勝は許昕。樊振東(中国)を4-1で破り優勝を決めた。

 女子シングルスは石川佳純(全農)が李暁丹、顧玉婷と中国選手を連破する快走を見せるも、準決勝では第1シードの丁寧(中国)にストレートで破れ決勝進出はならなかった。女子の優勝は20歳の陳幸同(中国)。1回戦で平野美宇(JOCエリートアカデミー/大原学園)を下した陳は準々決勝で陳夢、準決勝で朱雨玲、決勝では丁寧と同士討ち3連戦を制し優勝を果たした。また、加藤美優(日本ペイントホールディングス)がカットのハン・イン(ドイツ)、ユ・モンユ(シンガポール)に勝利し準々決勝では朱雨玲とゲームオールの好ゲームを展開。朱には敗れたものの、8人中、中国選手が6人と言うハイレベルの大会のベスト8に名を連ねた。
 
上位記録は以下のとおり。

■ ITTFワールドツアー・スウェーデンオープン

●男子シングルス
優勝:許昕(中国)
2位:樊振東(中国)
3位:方博(中国)、周雨(中国)
ベスト8:アルナ(ナイジェリア)、林高遠(中国)、丹羽孝希(日本)、グルーツ(デンマーク)

●女子シングルス
優勝:陳幸同(中国)
2位:丁寧(中国)
3位:石川佳純(日本)、朱雨玲(中国)
ベスト8:張薔(中国)、顧玉婷(中国)、陳夢(中国)、加藤美優(日本)

● 男子ダブルス
優勝:樊振東/許昕(中国)
2位:何鈞傑/黃鎮廷(香港)
3位:アチャンタ/グナナセカラン(インド)、張禹珍/鄭栄植(韓国)

● 女子ダブルス
優勝:伊藤美誠/早田ひな
2位:朱雨玲/陳夢(中国)
3位:杜凱琹/李皓晴(香港)、陳思羽/鄭怡静(チャイニーズタイペイ)

● 男子アンダー21:
優勝:朴康賢(韓国)
2位:林兆恒(香港)
3位:酒井明日翔(日本)、ヨルジッチ(スロベニア)

● 女子アンダー21
優勝:張瑞(中国)
2位:王芸迪(中国)
3位:陳可(中国)、孫銘陽(中国)
11月15〜19日、紅葉の木々が彩る京都で日本リーグ後期大会が行われた。
男子は協和発酵キリンが2期ぶり14回目、女子はサンリツが8期ぶり4回目の優勝を飾った。

協和発酵キリンは第5戦でシチズンに敗れたが、その1敗を守りきり、最終試合では東京アートとの優勝決定戦で勝利。お互いに6勝1敗の成績だが、得失点差で協和発酵キリンが上回った。

女子は最終戦を残し、混戦模様だったが、勝てば優勝となるサンリツは中国電力と対決。1−1で折り返した勝負のダブルスで、平/松本が気迫のプレーを見せて流れを一気につかむ。
好調の平は勢いそのままに4番で宋を圧倒し、チームの優勝を決めた。


結果は以下のとおり
男子1部
1位:協和発酵キリン
2位:東京アート
3位:シチズン時計
4位:リコー
5位:琉球アスティーダ
6位:愛知工業大
7位:日鉄住金物流
8位:信号器材

女子1部
1位:サンリツ
2位:日本生命
3位:十六銀行
4位:中国電力
5位:エクセディ
6位:日立化成
7位:アスモ
8位:JR北海道

最優秀選手賞:平野友樹(協和発酵キリン)、平侑里香(サンリツ)
優秀選手賞:有延大夢(リコー)、加藤杏華(十六銀行)
優秀ペア賞:吉村和弘・松山祐季(愛知工業大)、平侑里香・松本優希(サンリツ)
新人賞:有延大夢(リコー)、成本彩海(中国電力)
ファインプレー賞:久住昭博(琉球アスティーダ)、岡れいさ(JR北海道)
ジャンプアップ賞:琉球アスティーダ

また、12月9〜10日に沖縄・那覇市民体育館で年間チャンピオンを決めるファイナル4が行われる。
男子は協和発酵キリン、東京アート、シチズン、リコー。
女子はサンリツ、日本生命、中国電力、アスモが出場する。

詳しい報道記事は卓球王国2月号(12月発売)に掲載予定です。
  • 男子優勝の協和発酵キリン

  • 8期ぶりの優勝を飾ったサンリツ

  • 最高殊勲選手賞を獲得した平野

  • 平は最高殊勲選手賞と優秀ペア賞のダブル受賞

  • 琉球アスティーダは1部5位と健闘した

  • 新人・有延が主軸となり、リコーはファイナル4進出を決めた

11月15日から京都・ハンナリーズアリーナで行われている後期日本リーグ。
18日現在、2部リーグが終了し、優勝チームが決定した。

結果は以下のとおり
男子2部
1位:原田鋼業
2位:京都選抜
3位:日野自動車
4位:トヨタ自動車
5位:JR北海道
6位:クローバー歯科
7位:朝日大学
8位:豊田自動織機
9位:藤ミレニアム
10位:ボッシュ
11位:協和発酵バイオ

1位の原田鋼業は1部昇格。2位の京都選抜はスポット参戦のため、表彰順位としては日野自動車が2位となる。そのため、入れ替え戦には日野自動車が進むことになる。

女子2部
1位:広島日野自動車
2位:愛媛銀行
3位:豊田自動織機
4位:神戸松蔭女子学院大学
5位:京都選抜
6位:朝日大学
7位:MACHIDA BEATS
8位:百十四銀行
9位:オークワ

最優秀選手賞:徳島剛(原田鋼業)、丹羽美里(広島日野自動車)
優秀選手賞:李廷佑(藤ミレニアム)、馬文ティン(広島日野自動車)
優秀ペア賞:横山輝・徳島剛(原田鋼業)、橋田菜津子・塩見紗希(京都選抜)
新人賞:徳島剛(原田鋼業)、池上玲子(愛媛銀行)

1部リーグも残るは最終日の1試合を残すのみ。
男子は無敗の東京アートが1敗で追いかける協和発酵キリンの挑戦を受ける。
シチズン時計は協和発酵キリンに勝利したが、東京アートとリコーに競り負け、優勝の望みはたたれてしまった。

女子はサンリツが唯一1敗でトップだが、2敗で日本生命、中国電力、十六銀行が追いかける。
サンリツは中国電力との直接対決に勝利すれば優勝となるが、もし負けると4チームでの得失点争いになりそうだ。

最終試合は明日19日の10時から行われる。
  • 男子2部優勝の原田鋼業

  • 女子2部優勝の広島日野自動車

  • 個人賞を総なめした徳島

  • 単複でチームを引っ張った丹羽

 現在開催されている『平成29年度後期日本リーグ京都大会』(11月15〜19日/京都・ハンナリーズアリーナ(京都市体育館))。
 大会の模様は、ネットでライブ配信中。会場で観戦するのが1番だが、会場に行けない人はぜひ下記でチェックしよう。

●「FRESH!」日本卓球リーグ実業団連盟チャンネル
https://freshlive.tv/JTTL

●「スポナビライブ」(11/18・19)
https://sports.mb.softbank.jp/

※なお、大会の模様(ダイジェスト)は、「EXスポーツ」(CS放送)でも12月に放映予定(その他日本リーグ主催大会も放映)
http://ex-sports-tv.com/schedule_list
 来る11月25日(土)、「そごう千葉ジュンヌ」(JR千葉駅東口徒歩5分)に卓球スクール『TACTIVE(タクティブ) 千葉店』がオープンする。
 首都圏を中心に現在7店舗を展開している『卓球スクール タクティブ』(株式会社タクティブ/東京都港区、佐藤司・代表取締役社長)にとっては、初の千葉への出店、そして初の百貨店内への出店となる。
 卓球台は6台設置。他のスクールと同じく、更衣室・シャワールーム、商品展示スペースも完備。
 卓球の前後には「そごう千葉ジュンヌ」や「そごう千葉」でショッピングなども楽しめる『タクティブ千葉店』。オープン記念として、11/25・26には特別教室を実施。また、その他レッスンメニューもオープン記念価格で行われるとのこと。
 興味のある方はぜひ予約してレッスンを受けてみよう。

●タクティブHP  http://www.tactive.co.jp/

●タクティブ千葉店(11/25オープン)
【住所】千葉県千葉市中央区新町1001 そごう千葉ジュンヌ2F
【アクセス】JR千葉駅東口徒歩5分
【電話番号】 043-215-7972
 ※11月24日までは 03-3724-1280(タクティブ自由が丘本店)へ
【営業時間】10:00~20:00  ※営業時間は変更になる場合あり
 11月25~26日に大阪市舞洲障がい者スポーツセンターで開催される、国際クラス別パラ選手権大会。同大会の模様をネット動画配信を行っているLabo Liveがライブ配信する。 12コートでの熱戦の模様を12画面でご覧いただけます。会場まで応援に来られない方はぜひ、Labo Liveで観戦&応援しよう。

 また、Live動画の試合間には、スポンサーのニッタクのCMも流れます。
こちらもチェックしてみよう!

Labo Live HP↓
http://labolive.com/

配信予定はLabo Live(ラボライブ)ツイッターにて↓
https://twitter.com/live_labo

日本肢体不自由者卓球協会HPで出場予定選手等をチェック↓
http://www.ne.jp/asahi/para/tabletennis/
 卓球台にプロジェクションされたブロックを、リアルのピンポン球で破壊して点数を競い合う、新感覚のMR卓球アクティビティをアカツキが開発。まずはどういうものかwebで確かめてみよう。
 プロモーションムービーには、我らが松平賢二選手が出演。ご本人から次のようなコメントが届いた。
「僕自身、プロ選手から卓球未経験の方までとゲームさせて頂きましたがどちらも白熱した展開になりました! それはなぜかというと『速い球や強烈な回転をかければ勝ち!』というゲームではないからです。あなたもラリーを楽しみながらキャラクターの力も借りて経験者を倒してみましょう!笑」

お知らせURL:
https://aktsk.jp/news/7663/
WEBサイト:
http://www.asobilabo.com/tq/pongpong/
プロモーションムービー:
https://www.youtube.com/watch?v=LAM6ZA8YDhs

 これなら、卓球がうまい人もそうでない人も、大人も子供も、いっしょに卓球を楽しむことができる! 現在、このゲームを東京・渋谷の卓球レストラン「T4」で楽しめる。

●「T4」
JR渋谷駅ハチ公口から徒歩6分
東京都渋谷区神南1-12-16 ASIA BUILDING 1F,B1F
https://t-4.jp/tokyo/
 来る12月16日(土)、大分県別府にて『table tennis LIVE』が開催!
 出演は、水谷隼選手(木下グループ)と酒井明日翔選手(明治大)で、五輪メダリストのエキシビションマッチはもちろん、水谷選手のトークショー、ミニレッスンなどが行われる予定だ。
 会場は、別府国際コンベンションセンター・ビーコンプラザ。
 チケットはS席2,500円、A席2,000円、自由席1,000円。ちなみにS席には「水谷隼レトルトカレー」のお土産つき!
 本日(11月15日)より、ローソンチケット、チケットぴあなどで発売開始。

12月16日は、別府で水谷選手&酒井明日翔選手の神ラリーを生で見よう!

●『Table Tennis LIVE』水谷隼&酒井明日翔エキシビションマッチ!
主催:大分合同新聞社、TOSテレビ大分、ビーコンプラザ
後援:大分県、別府市

開催日時:2017年12月16日(土)12時開場、13時開演
会場:別府国際コンベンションセンター・ビーコンプラザ
入場料:S席2,500円/A席2,000円/自由席1,000円
チケット販売:
 ローソンチケット(Lコード:82695)
 チケットぴあ(Pコード:837-552)
 トキハ別府店、トキハ会館、
 大分合同新聞プレスセンター、ビーコンプラザ事務局
問い合わせ:ビーコンプラザ事務局:電話 0977-26-7111