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 本日発売された週刊誌に掲載、そしてテレビでも話題となっており、すでにご存じの方も多いことと思うが、愛ちゃんこと福原愛選手(ANA)が、自身のオフィシャルブログにおいてチャイニーズタイペイの江宏傑選手との交際を認めた。このニュースは日本のみならず、中国や台湾でもスポーツの枠を超え、多くのマスコミが報道している。
 4月6日に更新された福原選手のブログでは、「江宏傑さんとは良いお付き合いをさせていただいております」とコメントしつつ、現在の第一の目標はリオ五輪でのメダル獲得することと宣言している。

 卓球界以外からもにわかに注目されることとなった江宏傑選手は、卓球界屈指のイケメンプレーヤー。タイペイでは卓球王子とも言われている。180cmの長身で身体能力が高く、ドライブマンのお手本のような美しいスイングから放つフォアドライブが最大の武器。昨年はユニバーシアードの混合ダブルスで銀メダル。アジア選手権の男子団体でも活躍し、チームの銅メダル獲得に貢献した。

 4月13日からは『オリンピック競技大会卓球競技アジア大陸予選会』(香港)が控えている両選手。卓球界もあたたかく見守っていきたい。
 4月9日に佐賀県・佐賀県総合体育館で開催される平成28年度日本リーグ・ビッグトーナメント佐賀大会。この大会を映像配信プラットフォーム「Ameba FRESH! JTTL公式チャンネル」にてLIVE配信する。

 前回大会優勝の松平賢二(協和発酵キリン)、平野早矢香(ミキハウス)に、日本リーグ所属のトップ選手、さらに先日の世界選手権に出場した大島祐哉(ファースト)、松平健太(JTB)も出場。会場に足を運べない方はぜひこちらで観戦を!

●LIVE配信
4月9日(土) 男女シングルス決勝(男女シングルス準決勝 LIVE配信予定)

●Ameba FRESH! JTTL公式チャンネル
http://amebafresh.tv/JTTL

●平成28年度日本リーグ・ビッグトーナメント佐賀大会情報
http://www.jttl.gr.jp/taikairesult/2015/03/24-9.php

●日本卓球リーグ実業団連盟 公式サイト
http://www.jttl.gr.jp/
 4月1〜3日、チリ・サンチアゴで「2016 ITTFラテンアメリカ五輪予選」が開催。女子のアドリアナ・ディアス(プエルトリコ)が代表第1号となり、15歳での五輪出場という快挙を達成した。
 日本の伊藤美誠、平野美宇と同じ2000年生まれのディアス。平野が4月14日生まれ、伊藤が10月21日生まれ、ディアスが10月31日生まれと誕生日は一番遅い。「予選を通過して、プエルトリコの代表として五輪に出るという夢をかなえることができ、信じられない気持ちです。この予選は本当にタフな戦いでした。『戦うんだ』『絶対にあきらめるな』と自分に言い聞かせていました」(ディアス)。

 父親で、プエルトリコ女子ジュニアチームの監督であるブラディミル・ディアス氏とともに、中国やヨーロッパでトレーニングを積み、着実にその才能を伸ばしてきたディアス。創造性あふれるボールさばきでサービスもうまく、逸材の呼び声が高い。リオ五輪の女子シングルスでも、大物食いをする可能性は十分にある。

 その他の男女の予選通過者は下記のとおり。ブラジル男子は、エースのカルデラノが昨年のパンアメリカン競技大会で優勝し、すでに五輪への切符を手にしているが、左腕のツボイも続いて代表権を獲得した。キューバ男子はバックハンド主戦のカンポスと、左腕から猛烈なパワードライブを放つペレイラという、対照的なふたりが代表権獲得。一方、女子ではブラジルのクマハラとグイ・リン、日系と中国系のツインエースが代表権を獲得している。

★男子予選通過者
マルコス・マドリッド(メキシコ)
グスタヴォ・ツボイ(ブラジル)
ブライアン・アファナドル(プエルトリコ)
ジョルジ・カンポス(キューバ)
アンディ・ペレイラ(キューバ)

☆女子予選通過者
アドリアナ・ディアス(プエルトリコ)
レディ・ルアノ(コロンビア)
キャロライン・クマハラ(ブラジル)
グイ・リン(ブラジル)
ヤディラ・シルバ(メキシコ)
グレムリス・アルベロ(ベネズエラ)
  • 15歳で初の五輪切符、ディアス

  • 世界選手権12大会連続出場のマドリッド、初の五輪代表(写真はともにITTF提供)

 今週、トルコのイスタンブールで行われる予定だったリオ五輪ヨーロッパ予選会がテロの危険性を考慮して、1週間遅れの4月12日から16日にかけてスウェーデンのハルムスタッドでの開催に変更された。

 昨年のフランス・パリ、そして3月のベルギー・ブリュッセルでのイスラム過激派のテロがあったことを受けての開催日と場所の変更となった。
4月10日(日)、東京・表参道ヒルズ(本館B3F)にて、「第1回 健康卓球お披露目会」が開催される。

これは、一般社団法人「卓球で日本を元気にする会」が主催するイベントで、【健康卓球】をテーマに、卓球ショーや、ミニ講演、ラリー大会などが行われる。
ゲストとして、エリートアカデミーの張本智和選手、宇田幸矢選手、浜本由惟選手、平野美宇選手らが登場予定なので、興味がある人はぜひ参加してみよう!

※ 参加費無料 /要申し込み(締め切りは4月7日24時)

詳しくは下記へ
http://kenkoutt.net/event/1902/
 3月24〜26日に奈良で行われたホープス選抜を取材した。各県代表の小学生選手たちが見せるプレーは、ハイレベルのひと言。台上からの緩急を交えた駆け引き、中陣での豪快な打ち合いと、目を見張るプレーの連続だった。しかも各県の選抜チームは、複数のクラブの選手で構成されている。それだけ育成力のあるクラブが多いということだ。卓球ニッポンの底力を見た。

 一方で、卓球にあまり縁がない子どもたちがラケットを握る場として、昔から「児童館」という存在がある。3月28日、東京都北区の滝野川体育館で開催された『北区児童館卓球大会』を見に行ってみた。今年で第38回を迎え、参加人数なんと600人以上。区内の25の児童館や、小学校内の課外活動の卓球クラブから子どもたちが参加していた。ちなみに北区は昔から児童館での卓球が盛んで、児童館卓球大会が定期的に開催されるのは都内でも北区だけ。卓球指導員が定期的に児童館での指導も行っている。

 子どもたちの歓声がこだまするアリーナで、卓球のウェアを着ている子はほんのひと握りだが、みんな懸命にボールを追いかけ、敗戦に涙する子もいる。午前が団体戦、午後が個人戦。団体戦は6単1複の1ゲームズマッチなので、強い子がひとりいてもどちらの児童館が勝つかわからない。ひとつの児童館から2〜30名が出場するので、8名の団体メンバーに入れなかった子は、観客席から声援を送る。

 ラケットは、児童館に備え付けのいわゆる「貼り上げ」ラケットで参加する子も多いが、お年玉を握りしめて卓球専門店に行き、マイラケットを買う子も結構いるそうだ。この大会に参加した子の中から、卓球に興味を持ち、地元の偉関TTLやワイワイ卓球といった卓球クラブに通ったり、卓球の強豪中学に進学していく子もいる。「児童館卓球」は様々な面で、卓球界に多くのプラスをもたらしている。

 子どもたちの放課後の遊びの場、学びの場となってきた児童館。しかし、運営の予算面の問題や、「小学校から児童館まで子どもたちだけで通うのは危ない」という声があることから、小学校の校内に課外活動の場を設ける方向へ変わりつつあるという。校内活動だと卓球ができるのも週に1回や2回になり、児童館のように好きな時に卓球ができるわけではない。卓球の普及に貢献してきた児童館卓球も転換期を迎えているのだ。(柳澤)。
  • 600名以上の子どもたちが出場した北区児童館大会

  • 各児童館、お手製の応援旗が大会の雰囲気を盛り上げた

 3月26〜28日に福島県郡山市で行われた春の高校選抜大会。男子は愛工大名電が昨年に続き、2連覇を達成。決勝では1年生の木造と髙見が前半で素晴らしい当たりを見せて2点取り、そして3番ダブルスはインターハイチャンピオンの松山/木造ペアがキッチリと締めた。
 準優勝は野田学園。伊丹、沼村、遠藤など駒は揃っていたが、決勝で愛工大名電の勢いに呑まれてしまった。

女子は四天王寺が2連覇。エースの橋本がカタールオープンで足を負傷し、万全の状態ではなかったが、決勝は単複2点取りで流れを四天王寺に引き寄せた。明徳義塾も最後まで食らいついたが初優勝はならなかった。

結果は以下の通り
男子
優勝:愛工大名電
2位:野田学園
3位:遊学館、希望が丘

女子
優勝:四天王寺
2位:明徳義塾
3位:横浜隼人、富田

シングルス(2部)
男子
優勝:佐々木盛将(浪速)
2位:鈴木光(青森東)
3位:大淵孝二(砺波工業)、佐藤海杜(東北)

女子
優勝:北村ゆめの(文星女子)
2位:青木芽生(東海大菅生)
3位:磯村聡海(近大附福山)、高岩萌枝(日大三島)

詳しい報道は卓球王国6月号(4月21日発売)に掲載予定
  • 常に前半で流れを作った木造

  • 負傷をおしての出場した橋本だが、さすがの安定感だった

 第17回全国中学選抜卓球大会が3月26〜27日に福岡・北九州市立総合体育館で開催された。

 男子は愛工大附が決勝で野田学園を3-0で下して4連覇を達成。女子は準々決勝で明徳義塾との接戦を制した昇陽が、決勝では横浜隼人を3-1で下して初優勝を決めた。

●男子(1位トーナメント)
優勝:愛工大附
準優勝:野田学園
3位:明徳義塾、明豊

●女子(1位トーナメント)
優勝:昇陽
準優勝:横浜隼人
3位:武蔵野、就実

●2位トーナメント
男子優勝:蘭越、準優勝:郡山第二
女子優勝:瀬高、準優勝:飛幡

●3位トーナメント優勝
男子:小山第三 女子:栄

第17回全国中学選抜卓球大会 公式サイト
http://www.17chugaku-senbatsu.jp/
 3月23〜27日にカタールの首都ドーハで行われたITTFワールドツアー・カタールオープン。先週行われたクウェートオープンに続き世界のトップ選手たちが多く参戦した。

 男子シングルスでは丹羽孝希(明治大)、吉村真晴(愛知工業大)らが1回戦で敗退となり、日本選手では水谷隼(beacon.LAB)のベスト8が最高位となった。その水谷は2回戦でフレイタス(ポルトガル)をストレートで破り準々決勝に進出したが、クウェートオープンに続き許昕(中国)との同カードに。クウェートではフルゲームジュースという結果で勝利まであと1歩と迫った水谷だったが、今大会は2ゲームを奪うに留まり準決勝進出はならなかった。男子シングルスを制したのは馬龍(中国)。決勝の樊振東(中国)戦を4-1で制し今シーズン早くも2勝目を上げた。

 女子シングルスでも日本選手は奮わず、1回戦で石川佳純(全農)が陳思羽(チャイニーズタイペイ)に平野美宇(JOCエリートアカデミー)がユ・モンユ(シンガポール)に敗れ、福原愛(ANA)、伊藤美誠(スターツSC)らも2回戦で敗退。日本選手全員が2回戦で姿を消す結果となった。女子の優勝は劉詩雯(中国)。丁寧(中国)を破り今シーズン初勝利をあげた。

 また、ダブルスでは男子が丹羽孝希/吉村真晴が2位、森薗政崇/大島祐哉(明治大/早稲田大)が3位、女子では福原愛/伊藤美誠が2位に入った。
 

各種目の優勝者と日本選手の上位記録は以下のとおり。

【カタールオープン優勝者&日本選手上位入賞者】
男子シングルス:馬龍(中国)
女子シングルス:劉詩雯(中国)
男子ダブルス:樊振東/張継科(中国) 2位:丹羽孝希/吉村真晴、3位:森薗政崇/大島祐哉
女子ダブルス:丁寧/劉詩雯(中国) 2位:福原愛/伊藤美誠
男子アンダー21:何鈞傑(香港)
女子アンダー21:ツォン・ジエン(シンガポール) 2位:早田ひな、3位:前田美優、森さくら
 3月24〜26日、奈良・奈良市中央体育館で行われた第13回全国ホープス選抜。今日26日に1位トーナメントの決勝が行われ、男子は愛知県選抜、女子は兵庫県選抜が優勝を飾った。

 男子の愛知県選抜は6年ぶり3回目の優勝。1番から5番まで出場できる学年が決まっており、選手層の厚さが求められるこの大会で、どこからでも点の取れる布陣。決勝では15年全日本ホープス3位の篠塚大登(小6・卓伸クラブ)をラストに配したが、そこに回る前に4番加藤公輝(小4・ピンテック)がストレート勝ちで優勝を決めた。各選手とも非常にバランスの良い両ハンド攻撃を見せ、相手の強打に対するブロック、中陣でのしのぎも正確だった。

 男子2位は宮城県選抜。小学生最後の大会となったスーパーエース張本智和(小6・仙台ジュニアクラブ)が別格の存在感とパワーを見せる中、カウンターのバックハンドが冴えた星優真(小6・仙台ジュニアクラブ)、左腕の木方圭介(小4・レガーメ宮城)がポイントゲッターとして活躍した。準々決勝で岡山県選抜との激戦を制した埼玉県選抜と、前回優勝で多彩なプレースタイルを揃えた兵庫県選抜が3位に入った。

 女子優勝の兵庫県選抜は、準決勝の栃木県選抜戦ラストで大エースの木原美悠(小5・ALLSTAR)が苦戦し、ヒヤリとする場面もあったが、6年ぶり2回目の優勝。決勝は木原を2番に起用して試合の主導権を握り、2ー1とリード。すべて2台進行で行われた今大会で、4番三村実来(三村T.T.C)、5番田上小也夏(小浜クラブJr)が相次いで勝利を収め、頂点に立った。

 女子2位は兵庫とともに前評判の高かった福井県選抜。昨年の全日本カデット(13歳以下)2位の大藤沙月(小5・フェニックス卓球クラブ)が確実に勝利を重ね、冷静沈着な守護神・直江蓮(小6・フェニックス卓球クラブ)が要所を締めた。チーム一丸となって戦った広島県選抜、気合い満点のプレーで大健闘の栃木県選抜が3位。各種目の上位結果は下記のとおり。

◎第13回全国ホープス選抜・上位成績
〈男子1位トーナメント〉
優勝:愛知県選抜 準優勝:宮城県選抜 3位:埼玉県選抜、兵庫県選抜
ベスト8:大阪府選抜、神奈川県選抜、岡山県選抜、東京都選抜
〈男子2位トーナメント〉 優勝:三重県選抜
〈男子3位トーナメント〉 優勝:石川県選抜

〈女子1位トーナメント〉
優勝:兵庫県選抜 準優勝:福井県選抜 3位:栃木県選抜、広島県選抜
〈女子2位トーナメント〉 優勝:福岡県選抜
〈女子3位トーナメント〉 優勝:長野県選抜

 大会の詳細な結果は、4月21日発売の卓球王国6月号に掲載します。お楽しみに!
  • 男子1位トーナメント優勝の愛知県選抜

  • 女子1位トーナメント優勝の兵庫県選抜