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 今さら何を、と言われればその通り。
 来年1月の全日本選手権でも前回不評だった「ボール公認メーカーの複数のボールによる試合」が実施されることが、日本卓球協会理事会で決まった。
 
 理事会前から、「選手のために一球(1メーカー)に絞って試合をやるべき」とこの卓球王国WEBで記事にしていたのだが、それは理事会のメンバーには届かなかった。というか、高齢のメンバーの方はまずネットは見ていない可能性もある。

 最新の卓球王国(12月号)では、冒頭のページでトップ選手の声を掲載した。ほとんどの選手は反対だが、もちろんそうでない選手もいる。
 今さら選手の声を載せても決定はくつがえるはずもないのだが、全日本選手権は毎年続くのだ。理事メンバーを含めた全国の関係者の方にはぜひ認識してほしい。
人気連載中の技術企画『進化するチキータ』、12月号のモデルは、この企画では初の女子選手となる日本生命の田代早紀選手。
女子選手ならではの考えや使ううえでの苦労を語ってくれているのだが、そのコメントが今までの男子選手のものよりも読者目線に近く、中級者には非常に役立つ内容になっているのが今回だ。

確かに日本男子トップレベルのスイングスピードがあれば、「基本はボールの上をとらえて振り抜く」とか「ロングサービスが来たら下がりながらバックドライブ」も可能かもしれないが、実際問題、中級者にはなかなか難しく、女子トップレベルのバックハンドを誇る田代選手であっても同様なのだ。そういう問題に対してどう対処しているのか、パワーありきの理想論ではない、田代選手のチキータ論は一見の価値ありだ。

そして、進化するチキータのDVDの発売も決定(11月下旬発売予定)。モデルは、上田仁選手(協和発酵キリン)、森薗政崇選手(明治大)、大島祐哉選手(早稲田大/誌面では次号掲載予定)。それぞれタイプの違うチキータを操る3選手のテクニックを動画で観て学ぼう!
  • 田代選手が本音で語ってくれています

卓球王国2015年12月号 p.102「関東学生チームカップ」で、
準優勝が明治大Aとなっていますが、
正しくは「優勝:明治大A、準優勝:明治大B」です。
ここに訂正させていただくとともに、関係者および読者の皆様にお詫び申し上げます。
最新12月号からスタートする新技術特集が「出せる? YG」だ。

「YG」とは、逆横サービスとして知られる「ヤングジェネレーションサービス」のこと。サービステクニックの中では少々難易度の高い技術であり、挑戦したが習得できずにあきらめてしまった、という初・中級者は数多くいるだろう。

この企画では、元日本代表で、現在は人気プロコーチと活躍する坂本竜介氏が監修し、5つのステップで誰でもYGサービスが出せるようになる、とっておきの習得法を紹介している。
「YGなんてムリムリ!」なんて言っている人こそ、ぜひ坂本式の習得法を試してほしい!

さらに年末には、このYG特集のDVDも発売予定! モデルとして登場してくれている協和発酵キリン・平野友樹選手のテクニックも必見だ!

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  • 習得のカギは、フォア面バックサービス!?

 昨日、15歳の誕生日を迎えた伊藤美誠(スターツSC)。

 様々な資質を彼女は持っている。その中でも特別なものは、メンタルだろう。いきなり準々決勝に進んだ世界選手権蘇州大会の時には、「楽しかった。李暁霞と試合をしても緊張してなかった。今まで卓球で緊張したことはない」と言い放ち、その「毛の生えた心臓」を示した。

 世界選手権後も安定した力を証明し、9月の世界ランキング10位で、見事にリオ五輪の日本女子3番手につけた。「早くオリンピックが来てほしい。楽しみです。早くその場に立ちたい」とインタビューで答えた。

 力強く語る美誠を横で見つめる母・美乃り。美誠が3歳になる前、初めてラケットを握った。母はこう語る。「(美誠を)化け物みたいな子にしたかった」「世界チャンピオンは美誠が卓球を始めたときから目指している。初めて打った一球目から」と。ラケットを握って打った瞬間に美乃りは選手をやめて、子どもの指導をすることを決意したのだ。

 そんな二人のインタビュー。これが卓球王国の中での「伊藤美誠伝説」の1ページ目になるだろう。

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 その企画が持ち上がったのは、4月に行われた世界選手権蘇州大会(個人戦)の時だった。
 大会序盤、メイン会場のコートで繰り広げられるトップ選手たちの練習。試合でのハイレベルなラリーを支える、彼らの基礎技術の高さには驚嘆しきり。一方で、特に中国選手などは、フォアの3点フットワークなど、驚くくらいシンプルな練習をずっと繰り返している。これは一体なぜなのか。会場での練習にも、いろいろなノウハウや、選手ごとの特徴があるはずだ……。

「そういえば、普段の練習法の企画はあっても、大会当日の会場練習にスポットを当てた企画はないね」
「会場でのトップ選手の練習の連写(連続写真)を撮影して、ページにしたら意外と面白いかも?」

 会場にほど近い中華レストランでの夕食で、「会場練習企画」の話は一気に盛り上がった。撮影部隊の編集部トモとユウは、メイン会場と練習会場でせっせと練習の連写を撮り、編集部タローは6月のジャパンオープンで練習会場に潜入し(別に悪いことはしてませんが)、連写撮影に精を出した。

 監修をお願いしたのは、男子ジュニアナショナルチームの田㔟邦史監督。現在もポーランドオープンに帯同中だが、とにかく外交官も真っ青というペースで、選手とともに世界中を飛び回っている。それだけトップ選手の会場練習にも精通しているということだ。さすがジュニア選手を指導しているだけあって、わかりやすくポイントを押さえながら、「会場練習」のノウハウを語ってくれた。

 もちろん、台全面が使える国際大会の練習と、クロスでミス交替のオープン大会の練習では環境が違うので、トップ選手のノウハウに学びつつも、読者の方の会場練習にも十分に役立つ内容になっている。最新号(12月号)からスタートする「会場練習のススメ」、乞うご期待です。

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少々の休息をいただき、先月号から復活した「我ら、ペンホルダーズ」

ペンの、ペンによる、ペンのためのページになっており、今や少なくなったペン人口ですが、「待ってました!」という復活を待ち望んでいた声もちらほら。
まだまだ根強い人気があります。

講師は先月号に引き続き、渡邉将人さん。
左ペン表ソフトでの華麗なプレーで活躍しました。
09年に引退しましたが、今でもラケットさばきは衰えず。
今月号では「ロングサービス」を紹介していただきました。

ここだけの話ですが、選手自身が自らの技を解説する場合、引退後の選手のほうが内容が濃いです。
なぜかというと、現役の選手はあまり言いたがらない。
特にサービスは自分の手品(技)を種明かししているようなものなのです。

「全部見せますよ」と秘密をたくさん話してくれた渡邉将人さんの技術連載は、情報が少ないペンホルダーの選手にとって上達のヒントになると思います。

しかも動画でも配信しているので、読んで理解、見て納得という相乗効果でお楽しみください。
ウェブ動画は会員登録限定ですが、登録は無料です。
ぜひぜひ登録して、ペンの技を習得してください。

http://world-tt.com/ps_movie/movie_member.php?selMovNum=299


12月号の詳細・購入はこちら
●【NEW/技術特集】憧れのハイテクサービスに挑戦!「出せる?YG」
●【Go for Rio 2016】五輪代表プロファイル
●【インタビュー】伊藤美誠
●【大会報道】アジア選手権/ヨーロッパ選手権/国体/関東学生リーグほか
●【徹底研究】中国スーパーリーグ
●【NEW/技術特集】会場練習のススメ〈Vol.1〉
●【技術特集】進化するチキータ〈Vol.5〉田代早紀
●【Close Up】全日本ボール問題
●【潜入ルポ】関西学院大
●【チーム紹介】日野自動車
●【Another Story】小野思保
●【グッズ特集】正しい用具選びは知識から「用具ゼミ」第三章〈木材ラケット編〉
ほか

詳細・購入はこちら
  • 卓球王国12月号表紙

  • 出せる?YG

  • 五輪代表プロファイル

  • アジア選手権

●【NEW/技術特集】憧れのハイテクサービスに挑戦!「出せる?YG」
●【Go for Rio 2016】五輪代表プロファイル
●【インタビュー】伊藤美誠
●【大会報道】アジア選手権/ヨーロッパ選手権/国体/関東学生リーグほか
●【徹底研究】中国スーパーリーグ
●【NEW/技術特集】会場練習のススメ〈Vol.1〉
●【技術特集】進化するチキータ〈Vol.5〉田代早紀
●【Close Up】全日本ボール問題
●【潜入ルポ】関西学院大
●【チーム紹介】日野自動車
●【Another Story】小野思保
●【グッズ特集】正しい用具選びは知識から「用具ゼミ」第三章〈木材ラケット編〉
ほか、お楽しみに!!

卓球王国2015年12月号(10月21日発売)定価720円(税込) 表紙などはこちら↓
 本誌連載『ひとりピンポン外交』でおなじみの、デザイン界の巨匠・浅葉克己氏の個展が本日10月10日から千葉県の市原湖畔美術館で開催されている。
 市原湖畔美術館では、年に一度、巨匠シリーズの展覧会を開催しており、2013年は美術家の「磯辺行久」展、2014年は建築家の「原広司」展、そして3回目となる2015年は日本を代表するアートディレクターの「浅葉克己」展の開催となる。
 本展では、浅葉氏がこれまで取り組んできたデザイン、卓球、文字の3つを大きな軸として発表してきた作品を一挙に展示。浅葉克己という人物と、その幅広い探究心を垣間みる展覧会になることは間違いなさそうだ。卓球王国に連載された作品も展示してあるとのこと。
 近くの人はもちろん、会期も長いので、遠くからでも休日などを利用して、ぜひ一度のぞいてみてはいかが?

会期  2015年10月10日(土)ー2016年1月11日(月・祝)
会場  市原湖畔美術館 (千葉県市原市不入75-1 )
休館  月曜日(祝日の場合、翌平日が休館)
入館料 一般:800円(600円)、大高生・シニア(65歳以上):600円(500円)、中学生以下・障害者手帳をお持ちの方およびその介添者(1名まで):無料
    ()内は20名以上の団体料金

http://lsm-ichihara.jp/exhibition/asaba