わずか3日間、6試合の戦いとは思えないほど濃密だった超級リーグプレーオフ。今大会の詳細は、10月発売の卓球王国12月号でお伝えします。プレーオフの結果だけではありません。超級リーグの歴史や下部リーグを含めたリーグの構造、抱える問題点や過去に参戦した選手の声など、盛りだくさんの永久保存版「超級リーグガイド」です。お楽しみに!
さて、どうも本誌では紹介できそうにない、しかしこのまま見過ごすにはもったいない人物や写真が、もう少しあります。今しばしおつきあいください。
今大会の観客の中で、人一倍目立っていたのが、武漢安心百分百を応援していた写真上段左の赤坊主さん。三国志の関羽が使うような、お手製とおぼしき巨大な青竜刀(?)を振り回し、武漢の選手たちに熱い声援を送りました。見るからに近づきたくない感じですが、写真撮影にも気軽に応じていたので、悪い人ではない模様。おそらく家に帰ると恐妻家でしょう。
準決勝の山東戦では、山東の応援団の中に「フゥハァハハァハ〜〜」と不気味な笑い声を発するオジさんも登場。「ダァッ!ダァッ!」と青竜刀を振り下ろす赤坊主の気合い、「フゥハハ〜〜」という謎の笑い声が左右の観客席を飛び交い、まるで「呪術合戦」。ちゃんと試合を見ているのでしょうか。
今日の北京対武漢戦でも、赤坊主さんはもちろん来場。しかし、不幸なことにチケットの席が北京チーム応援団&丁寧親衛隊と同じブロック。北京応援団の目の前で「武楊!加油!」などと連呼した結果、案の定ケンカが勃発。あまりの喧噪に、ついには武楊が試合を中断する始末。もはや応援団ではありません。
結局、赤坊主のおじさんは特例なのか、反対側の観客席に移動。途中からすっかりおとなしくなってしまいました。来年もまた会えるかな?