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中国リポート

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 甲Aリーグ・シングルスの結果が間に挟まってしまいましたが、9月28日に終了した「2016〝千山杯〟全国卓球選手権」個人戦の結果をお伝えしましょう。男女シングルスおよびダブルス3種目の結果は下記のとおり。シングルスはベスト8決定戦から掲載します。

〈男子シングルス〉●ベスト8決定戦
樊振東(解放軍) ー12、6、9、5、7 于子洋(黒龍江省)
閻安(北京市) 5、ー3、5、7、3 夏易正(河南省)
朱誠(江蘇神鷹) ー8、ー5、8、6、4、ー7、5 周愷(解放軍)
尚坤(上海市) 7、7、ー9、8、5 趙子豪(上海市)
方博(山東省) 6、9、ー4、7、10 趙剣彦(解放軍)
劉吉康(遼寧博豊) 9、ー2、10、6、ー10、2 王楚欽(北京市)
林高遠(広東省) 14、4、5、10 薛飛(湖北省)
周雨(解放軍) キケン 許シン(上海市)
●準々決勝
樊振東 ー12、6、9、5、7 閻安
尚坤 6、ー7、9、ー5、4、9 朱誠
鄭培鋒 10、8、ー4、ー6、4、ー11、8 方博
周雨 5、ー7、ー12、8、10、7 林高遠
●準決勝
樊振東 13、ー10、2、6、5 尚坤
周雨 9、7、8、9 鄭培鋒
●決勝
樊振東 8、10、5、ー11、ー10、9 周雨

〈女子シングルス〉●ベスト8決定戦
車暁曦(黒龍江省) キケン 劉詩ウェン(広東省)
王曼昱(黒龍江省) ー3、12、ー6、7、8、ー7、8 李暁丹(山西投資集団)
孫銘陽(寧夏銀川) 6、ー10、7、9、ー7、ー8、9 劉斐(江蘇神鷹)
武楊(山西投資集団) 9、ー8、4、5、5 陳夢(山東省)
張瑞(湖北省) ー8、6、9、8、9 陳幸同(遼寧博豊)
王芸迪(雲南省) 6、5、ー8、6、8 木子(解放軍)
文佳(遼寧博豊) ー5、9、7、6、9 盛丹丹(北京市)
朱雨玲(四川省) 6、6、6、4 郭艶(四川省)
●準々決勝
王曼昱 ー8、6、5、ー8、7、13 車暁曦
武楊 6、6、9、ー9、9 孫銘陽
張瑞 6、ー13、ー14、9、ー9、9、5 王芸迪
朱雨玲 ー2、11、10、9、ー6、ー12、6 文佳
●準決勝
武楊 ー7、ー6、7、4、3、ー12、6 王曼昱
朱雨玲 9、5、7、8 張瑞
●決勝
朱雨玲 5、9、6、4 武楊

〈男子ダブルス〉●決勝
樊振東/周雨(解放軍) 5、9、ー5、5、ー9、9 薛飛/趙大明(湖北省)
〈女子ダブルス〉●決勝
文佳/陳幸同(遼寧博豊) 10、ー6、12、6、ー10、9 陳夢/顧玉ティン(山東省)
〈混合ダブルス〉●決勝
林高遠/劉詩ウェン 11、ー10、5、6、8 馬龍/丁寧

 馬龍と張継科がシングルスを欠場し、許シンが棄権した男子シングルス。この全中国選手権を含め、どの国でも国内選手権のステータス・注目度はこれが普通で、全日本選手権が異例なのだ。樊振東の2年ぶり2回目の優勝は順当なところで、手の内を知り尽くした周雨との決勝にも競り勝った。趙子豪、薛飛、そして3位の鄭培鋒と右ペンドライブ型が3人もベスト16に入っているのが目を引く。

 一方、女子は李暁霞は欠場、混合ダブルスに出場した劉詩ウェンと丁寧も女子シングルスを棄権し、朱雨玲が荘則棟以来となるシングルス3連覇。団体との2冠に輝いた。朱雨玲は「三連覇できるとは自分でも思っていなかったけど、この優勝を今後の励みにしたい」と語っている。前回は初戦敗退に終わった全中国運動会が、来年(2017年)天津で行われるので、優勝を狙いたいところだ。

 五輪男子金メダリストの馬龍は、個人戦は混合ダブルス2位のみという結果。混合ダブルスの決勝後、「今日のミックスの決勝は攻められてばかりで〝消防隊員〟みたいだった。来年の全中国運動会では消防隊員から警察官になって、自分たちから攻めていきたいね」と軽妙なコメントを残している。