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 9月4日よりスタートした秋季関東学生リーグ1部が本日終了。男子は専修大が2017年春季以来5季ぶり、女子は青山学院大が2000年秋季以来38季ぶりの優勝を果たした。

【男子1部】
1位:専修大(6勝1敗)
2位:明治大(6勝1敗)
3位:早稲田大(5勝2敗)
4位:中央大(5勝2敗)
5位:筑波大(3勝4敗)
6位:日本体育大(2勝5敗)
7位:法政大(1勝6敗)
8位:大正大(0勝7敗)

★1・2位の対戦
<専修大 4-3 明治大>
○及川 7、-9、8、4 龍崎
 星 -4、6、9、-8、-3 遠藤○
 上村 -8、-7、10、-6 西○
 及川/吉田海 -8、-7、-8 龍崎/沼村○
○吉田海 2、8、6 出雲
○三部 3、-7、4、10 沼村
○蛭田 9、6、-9、-6、15 菅沼

 専修大は昨日行われた早稲田大、明治大との試合に連勝し、最終日を待たずに優勝を決めた。明治大との1戦はダブルスを終えて1-3とリードされたが、後半のシングルス3本で勝利し逆転勝利。ラストの専修大・蛭田と明治大・菅沼の試合は打ちまくる菅沼を蛭田が振り回して2ゲームを先行したが、菅沼の足も止まらずにフルゲームへ。5ゲーム目も終盤まで点差が離れず、ともにマッチポイントを奪うも相手に追いつかれる展開となったが、最後は17-15で蛭田が振り切って優勝を決めた。4季連続優勝中だった明治大は今日の試合で早稲田大を破り、なんとか2位を確保。

◆専修大・高宮監督コメント
 「(今日の最終戦で中央大に負けたので)少し複雑ではあります。春季リーグ、インカレと優勝できず、及川、三部がいる中で、最低でも秋季は優勝したいと思っていた。(及川/三部から及川/吉田海に変えた)ダブルスに関しては悩んでいて、三部をフレキシブルにオーダーできるようにしたかった。三部をダブルスで使うと、どうしてもシングルスは5、6番に使うことになり、そこは相手も読みやすくなってしまう。三部を何番でも自由に使えるようにしたことで、明治大戦も裏をかいて沼村にぶつけることもできた。
 及川、三部で2点は取れるけど、2人に頼ってはダメだと話してきた。2人とダブルスのうち2点を取って、残り2点を全員で取りに行く、そういう戦い方ができた。(明治大ラストで勝利の)蛭田はテクニックがある選手だけど、かわすんじゃなくて自分で決めにいくんだ、勝負をかけていくんだと伝えて、それをしっかりやってくれたと思います」

【女子1部】
1位:青山学院大(6勝1敗)
2位:早稲田大(6勝1敗)
3位:中央大(5勝2敗)
4位:専修大(5勝2敗)
5位:東京富士大(3勝4敗)
6位:日本大(2勝5敗)
7位:筑波大(1勝6敗)
8位:日本体育大(0勝7敗)

★1・2位の対戦
<青山学院大 4-3 早稲田大>
 三條 -4、-4、6、-7 笹尾○
○宮﨑 9、9、9 加藤
 三條/熊中 -7、7、7、-7、-7 岩越/笹尾○
○杉本 7、7、-9、-14、6 岩越
 秋山/杉本 -9、9、-8、7、-11 鎌田/金子○
○秋山 7、-6、11、9 鎌田
○石川 9、-6、9、8 黒野

 女子は春季リーグで3位に躍進した青山学院大が19年ぶりとなるリーグ制覇。2007年にインカレ優勝はあるものの、リーグ戦では21世紀に入り初優勝となった。青山学院大は第1戦で専修大に敗れたが、2戦目以降は連勝。昨日の試合で、4戦目までともに全勝できていた中央大、早稲田大に連勝し、両チームと5勝1敗で並ぶ。今日の最終戦で青山学院大が勝利すると優勝、青山学院大が敗れた場合は早稲田大vs.中央大の勝者が優勝となるも、青山学院大が東京富士大をきっちりと下して優勝を決めた。2016年には3部も経験した青山学院大、通算22回目のリーグ優勝で名門復活を印象づけた。

◆青山学院大・石川主将コメント
 「正直、リーグ戦が始まるまでは優勝できるとは思っていなかった。昨日の中央大、早稲田大戦が大きくて、どっちも劣勢から挽回して勝てて、今日もその流れで臨むことができた。(東京富士大に)勝てば優勝というのはみんなわかっていたけど、勝敗にこだわらずに笑顔で、1本1本選手もベンチも全力で戦おうと話しました。この優勝はチーム全員で勝ち取った優勝だと思っていて、チームワークの良さが勝因。チームの雰囲気というのは意識して臨むようにしました。練習内容を今までとは変えて、実戦的な練習を増やしたのが良い方向に向いたと感じます」

【男子2部】
1位:駒澤大(5勝0敗)
2位:日本大(4勝1敗)
3位:埼玉工業大(3勝2敗)
4位:國學院大(2勝3敗)
5位:慶應義塾大(1勝4敗)
6位:東洋大(0勝5敗)

【女子2部】
1位:東洋大(4勝1敗)
2位:大正大(4勝1敗)
3位:淑徳大(3勝2敗)
4位:國學院大(3勝2敗)
5位:東京経済大(1勝4敗)
6位:東京女子体育大(0勝5敗)

 2部はともに今日行われた第5戦で優勝が決定。男子の駒澤大は日本大と7番フルゲームまでもつれた熱戦を4年生の二木が制して全勝優勝で1部復帰。女子はインカレ2位の東洋大が1部昇格。國學院大に敗れたものの、大正大との直接対決に4-2で勝利して1位を決めた。