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 宮城観光キャンペーン推進協議会の企画で宮城県内の温泉地で「むすび丸しゃもじ温泉卓球大会」が開催される。開催日は6月3日(日)と17日(日)の2日。開催日前日、または当日に対象旅館・ホテルに宿泊の方が参加対象となる。
 「むすび丸」とはおむすび顔の宮城県観光PRキャラクター。当日は「チームむすび丸」も参加予定とのことだ。大会の種目はダブルス戦。木製「むすび丸しゃもじ」をラケットに使い、服装は宿泊旅館・ホテルの浴衣を原則としているが仮装での参加も歓迎とのこと。優勝商品のペア宿泊券と宮城米30キロのほか準優勝、3位入賞、そして好プレー、珍プレー賞も用意されているよう。

 たまには卓球ラケットを「しゃもじ」に代えて温泉卓球を楽しんでみてはいかがでしょうか?

【むすび丸しゃもじ温泉卓球大会】
●日時:6月3日(日) 9時30分~12時30分
 会場:秋保、作並、松島の3会場
 締め切り:5月30日(水)

●日時:6月17日(日) 9時30分~12時30分
 会場:鳴子、小原・鎌先、遠刈田・青根・峩々の3会場
 締め切り:6月13日(水)

参加条件:参加資格対象となる温泉旅館・ホテルに、開催日の前日または当日に宿泊されるお客さま(小学生以上)
種目:ダブルス戦(1人での参加も可能。事務局でペアを指定)

詳細および申し込み方法は下記のリンクからご確認ください。
http://www.sendaimiyagidc.jp/topic/

むすび丸が気になる人はこちらをクリック↓
http://www.sendaimiyagidc.jp/musubimaru/
 5月17~20日にベラルーシの首都・ミンスクで行われたユーロ・アフリカサーキット・ベラルーシオープン。日本からは坪井勇磨(青森山田高)、三部航平、及川瑞基(いずれも青森山田中)の3名が参加した。
男子シングルス準決勝で及川はラキーフ(ロシア)にゲームオールの6本で惜敗し、決勝進出は逃したが、3位に入賞。また、及川は男子アンダー21の準々決勝で三部との同士討ちを制し、準決勝へ進出。準決勝、決勝ともにストレートで勝利し、優勝を果たした。

上位の結果は以下のとおり。

【ベラルーシオープン上位入賞記録】
●男子シングルス優勝:ラキーフ(ロシア)(3位:及川瑞基)
●女子シングルス優勝:ミハイロワ(ロシア)
●男子アンダー21優勝:及川瑞基(3位:坪井勇磨)
●女子アンダー21優勝:アルロウスカヤ(ベラルーシ)
 5月17~20日に韓国・仁川で行われた韓国オープン。男子シングルスで張一博(東京アート)が3位に入賞し、前回のチリオープンに続く大活躍を見せた。女子シングルスでは平野のベスト8が最高位。女子アンダー21では石川佳純(全農)が今シーズン5回目の優勝を遂げた。

 波乱が多くみられた男子シングルス。1回戦で日本のエース・水谷隼(スヴェンソン/WR7)が尹在塋(韓国/WR108)に2-4で敗れ敗退という残念な結果の中、高木和卓(東京アート/WR61)が呉尚垠(韓国/WR15)をゲームオールの4本で破る金星。その高木和を2回戦で張が4-0のストレート破り準々決勝へ進出。張は準々決勝では第1シードの馬龍(中国/WR1)を2回戦で破った李尚洙(韓国/WR60)を4-2で破り準決勝に進んだ。準決勝では許昕(中国/WR4)の前に1ゲームを奪うに留まったが世界ランク10位以内の選手が6人出場の中で3位という素晴らし結果を残した。岸川聖也(スヴェンソン)は許昕に、丹羽孝希(青森山田高)は馬琳の前に敗れそれぞれ2回戦で敗退した。
 男子決勝は張継科(中国)と許昕の対決。フルゲームジュースの大接戦を張継科が制し優勝を決めた。

 女子シングルス2回戦では平野早矢香(ミキハウス/WR15)が王越古(シンガポール/WR7)を破る大金星を挙げたが、続く準々決勝では李暁霞(中国/WR4)にストレートで敗れベスト8に終わった。また、福原愛(ANA/WR9)は郭躍(中国/WR5)に、石川佳純(全農)は武揚(中国/WR12)に2回戦で敗れ上位進出はならなかった。女子の優勝は劉詩雯(中国/WR2)。丁寧(中国/WR1)を4-1で破り優勝を決めた。

 また女子アンダー21では石川が3大会連続の同カードとなる梁夏銀(韓国)との決勝戦を制し、3大会連続、今シーズン5回目の優勝。男子アンダー21では上田仁(青森大)が2位に入った。

上位の結果は以下のとおり。

【韓国オープン上位入賞記録】
●男子シングルス優勝:張継科(中国)(3位:張一博)
●女子シングルス優勝:劉詩ウェン(中国)
●男子ダブルス優勝:馬龍/許シン(中国)
●女子ダブルス優勝:丁寧/劉詩ウェン(3位:藤井寛子/若宮三紗子)
●男子アンダー21優勝:K.カールソン(スウェーデン)(2位:上田仁、3位:酒井明日翔)
●女子アンダー21優勝:石川佳純(3位:森薗美咲)
 映画『KOREA』に出演した、韓国の人気女優、ハ・ジウォンとペ・ドゥナが、韓国・仁川で開催されているワールドツアー「韓国オープン」に来場する予定であることがわかった。
 韓国からの情報によると、『KOREA』出演者らは、韓国卓球協会と映画のモデルとなった玄静和さんによる招待で大会最終日前日の19日に会場に来場し、選手・観客と映画の話をする予定とのこと。
 ちなみに、同作品は韓国で5月3日に公開以来、130万人の観客を動員している。(日本での公開は未定)

※写真は日本での試写会(左)にて。ハ・ジウォン(中央)とペ・ドゥナ(右)
 先週(5月の第2週)のロサンゼルス・タイムズ(アメリカ・ロサンゼルス発行の日刊紙)にひとつの卓球人の記事が掲載された。アメリカで地方紙としてニューヨーク・タイムズに次ぐ発行部数を誇るこの紙面に卓球の記事が載ることはめったにないという。
 特集されたのは、4月に行われたロンドン五輪北アメリカ大陸予選会で五輪代表権を獲得した16歳のアリエル・シン。アメリカでは天才卓球少女と言われ、卓球中心の生活を送っているかに思われていたアリエルの学業と卓球の2重生活の様子を紹介している。ここに内容を一部紹介する。

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 アリエルの一日は朝7時より家の裏にあるひと部屋で始まる。蛍光灯と卓球台1台の他にはほとんど何もないこの部屋がアリエルのプライベート練習場だ。この日、アリエルのラケットから放たれるサービスは何百回と続いた。
 高校生のアリエルの生活は少し複雑である。卓球が盛んなアジアやヨーロッパの国であれば、フルタイムでトレーニングをし、プロの道に進むことができるだろう。しかし、アメリカでは卓球というマイナースポーツに将来の選択肢はほとんどない。アリエルは自分で自分の進むべき道を作らないといけないのである。

 スタンフォード大、ハーバード大という、世界的にも名門として知られている大学への進学を希望しているアリエルにとって、学校の成績は重要である。それは朝早くから夜遅くまで、卓球のサービスから数学の宿題まで、全く違う項目を常に頭の中でシフトし、実行して行かなければならないということだ。「2重の生活をしなくてはならないのは、とても大変です」とアリエルは言う。朝の練習後、アリエルは午後1時まで学校の授業を受け、午後のトレーニングに向かう。「お昼寝の時間です」とアリエル。練習場までの20分間は彼女の睡眠時間だ。最初の練習場につくと担当コーチがすでにアリエルを待っていた。ここでの練習は週に25~30時間。終わると違う卓球場で別のコーチが待っている。次の目的地に向かう途中でアリエルはサンドイッチをほおばった。「自分の特技の中の2つは食べることと寝ることです」とアリエルは笑った。

 台湾出身の父と中国・河南省出身の母を持つアリエル。両親とも卓球選手だ。ベビーシッターが見つからず7歳のアリエルを卓球場に連れて行ったのがアリエルと卓球の出合いだった。すぐにアリエルは才能を発揮。ジュニアでのランキングはどんどん上がっていった。2009年にはジュニアの大会で決勝戦まで進出。そして、2011年にはパンアメリカゲームスで銅メダルを獲得し、アメリカでは女子のチャンピオンになった。
 卓球を始めるにあたり、家族との約束があった。「勉強が第一。もしひとつでもBの学科があれば、Aになるまで卓球は休止すること」。これまで彼女はAを取り続けている。しかし、公立の高校は彼女が大会などで多く欠席することを快く思わないため、私立の高校に入学した。高校のカウンセラーが常にアリエルのシフトを管理している。「通常、ほとんどの人は、スポーツか、勉強かのどちらかに重点を置くもの。今までこんな生徒に会ったことがない」カウンセラーは答えた。
 今回の取材でアリエルのクラスメートはとてもびっくりした様子だった。彼女を一流のアスリートとして見るクラスメイトは少ない。彼らはアリエルのことを「学校を良く休む勉強ができる女の子」だと思っているだけだった。「卓球で生活していくことは難しい。もし、大学に行かなければ自分の経歴は何もない」とアリエルは言う。

 アメリカからは3名の選手が五輪への出場権を獲得。アリエルは3人の中でもトップの世界ランキングを持つ。「彼らは有望な選手です。しかし、実際に世界のトップクラスの選手になるには、さらに力を入れる必要があります」とナショナル女子チームのコーチは言う。練習だけでは十分ではなく、ヨーロッパやアジアの大会に参加し、違ったスタイルの選手と多くの試合をこなさないといけない。「いつも学校、両親、そして宿題と戦っています」とコーチは続けた。

 夜の7時に練習が終わり、家路につく。「夕食と勉強が待っています。やることがいっぱいあれば夜遅くまでやります」とアリエル。彼女の部屋にはぬいぐるみが置かれ、憧れの卓球選手・張怡寧のポスターが貼ってあった。机に向かい英作文の復習をする姿は、さっきまでの彼女とは全く違っていた。ロンドン五輪は遠く、別世界のことのように。

※写真は世界選手権ドルトムント大会でのアリエル・シン
 4月28(土)~6月2日(土)にわたって行われている平成24年度春季関東学生リーグ戦。16日に1部の最終戦が行われ、男子は明治大が7勝0敗で、女子は淑徳大、早稲田大、東京富士大が6勝1敗で並び、直接対決の結果を踏まえ淑徳大が優勝した。
 男子の明治大は15日の試合で優勝が決定していたが、最終日は早稲田大を4-2で下し全勝優勝を果たした。最終順位は以下の通り。

【男子1部】
1位:明治大
2位:専修大
3位:早稲田大
4位:駒澤大
5位:日本大
6位:中央大
7位:埼玉工業大
8位:法政大

【女子1部】
1位:淑徳大
2位:早稲田大
3位:東京富士大
4位:専修大
5位:中央大
6位:大正大
7位:日本大
8位:日本体育大

※(左から)1部優勝を果たした明治大、淑徳大
 世界に挑戦するアスリートをオーディション形式で選抜し、資金を支援する「マルハン World Challengers」の第2回の募集が開始された。申し込み者の中から書類審査で14名を選出し、公開オーディションで対象者が選ばれる。
 第1回は2011年10月に行われ、卓球界からは伊藤美誠選手(豊田町卓球スポ少)が最終審査となる公開オーディションに進出。最終の支援対象者7名の枠には残らなかったが、協賛金として50万円を受け取った。

 興味のある選手はプロジェクトのHPまでアクセスしてみよう!

【第2回マルハン World Challengers】
受付期間:2012年4月25日(水)~7月15日(日)
7月30日(月):書類審査通過の14名を発表
8月28日(火):公開オーディション
協賛金:総額1500万円
公式HP↓
http://world-challengers.com

※写真左:第1回のオーディションの様子。右:質問に応答する伊藤選手
 5月14日、ITTF(国際卓球連盟)はロンドン五輪の団体戦出場権を獲得した男女各16チームを発表。日本は男女とも出場権を獲得した。
 選考はアフリカ、アジア、ヨーロッパ、南アメリカ、北アメリカ、オセアニアの6大陸からまず1チームずつを選出。また、開催国としてイギリスが選ばれた。その後は、すでに3名の五輪出場権を獲得しているチームが優先して選ばれ、2名の選手が確定しているチーム間では、世界選手権ドルトムント大会の最終順位を基準に選出された。

 五輪の卓球競技の参加可能人数は男女各86名。現在、男子は78名、女子76名が出場権を獲得しており、残りの枠は3名の出場が確定していない団体戦出場権獲得チームなどより選出される。

五輪団体戦出場権利を獲得したチームは以下のとおり。

【ロンドン五輪団体戦出場権獲得チーム】
〈男子〉
●6大陸枠
1.エジプト
2.中国
3.ドイツ
4.ブラジル
5.カナダ
6.オーストラリア
--------------
7.韓国
8.日本
9.オーストリア
10.スウェーデン
11.シンガポール
12.香港
13.ポルトガル
14.北朝鮮
15.ロシア
16.イギリス(開催国枠)

〈女子〉
●6大陸枠
1.エジプト
2.中国
3.ドイツ
4.ブラジル
5.アメリカ
6.オーストラリア
-------------
7.シンガポール
8.韓国
9.香港
10.日本
11.北朝鮮
12.オーストリア
13.スペイン
14.オランダ
15.ポーランド
16.イギリス(開催国枠)
 5月10~13日にカタール・ドーハで行われたロンドン五輪世界最終予選会で新たに男子10名、女子8名の選手が五輪出場権を獲得した。男子のブルギス(ラトビア)はラトビアから卓球競技で出場権を獲得した初の選手となる。

獲得選手は以下のとおり。

【ロンドン五輪出場権獲得選手】
【男子:10名】
1.アポローニャ(ポルトガル)
2.マチャド(スペイン)
3.ジドゥフ(ウクライナ)
4.ワン・ツォンイー(ポーランド)
5.ガチーナ(クロアチア)
6.ヴァン(トルコ)
7.ベンツェン(デンマーク)
8.ボボチカ((イタリア)
9.ツムデンコ(ウクライナ)
10.ブルギス(ラトビア)

【女子:8名】
1.エクホルム(スウェーデン)
2.ハダチョバ(チェコ)
3.ラミレス(スペイン)
4.ドボラク(スペイン)
5.チホミロワ(ロシア)
6.ノスコワ(ロシア)
7.李皓晴(香港)
8.ファンメンデス(ポルトガル)
 1992年のバルセロナ五輪より5度連続で五輪出場の実績を持つベテランのコルベル(チェコ)のロンドン五輪の出場が絶望的となった。
 出場権獲得の最終チャンスとなる五輪世界最終予選会(ドーハ・5月10~13日)に望んだコルベル。予選を3勝全勝で突破し決勝トーナメントに進出したが、1回戦でバッガレイ(イングランド)にゲームカウント4-3と惜敗。6度目の五輪行きの切符を手中に収めることはできなかった。

●ロンドン五輪世界最終予選会・トーナメント1回戦
バッガレイ -20、11、-6、-9、10、10、5 コルベル

※写真は世界選手権ドルトムント大会でのコルベル