★第2日目のタイムテーブル★
10:00〜　U-21女子シングルス・予選リーグ
12:00〜　女子シングルス・予選リーグ
14:15〜　男子シングルス・予選リーグ
17:15〜　U-21女子シングルス・予選リーグ
18:15〜　U-21男子シングルス・予選リーグ
19:15〜　女子ダブルス・予選トーナメント
19:45〜　男子ダブルス：予選トーナメント

　大会2日目も1日目に引き続き男女シングルス、U-21シングルスの予選が行われる。夜には男女ダブルスの予選トーナメントも行われる。

　本大会には中国からも、ジュニアを中心に多くの選手がエントリーしている。日本ではあまり知られていない選手でも、男女ともにかなり強い。女子でも、男子選手のように非常に回転量のある両ハンドドライブを連打している。

　また男子選手は、フィジカルの強い選手が非常に多い。注目はカットマンの馬特。カットの安定感もさることながら、攻撃型をしのぐパワーのあるドライブを織り交ぜたプレーで、上位争いに食い込んできそうだ。

●U-21男子シングルス予選リーグ
酒井　8、6、6　出雲
平野　6、12、-1、8　大島
田添　-7、-2、7、9、9　廖振珽（チャイニーズタイペイ）
三部　8、6、4　辛朝旭（シンガポール）
龍崎　7、9、8　セダルンド（スウェーデン）
木造　10、7、11　東

●U-21女子シングルス予選リーグ
平野　9、5、6　李ダソム（韓国）
黄歆（チャイニーズタイペイ）　8、13、6　石川
葉東宜（チャイニーズタイペイ）　9、ｰ12、ｰ10、8、9　森田
平野　-9、10、-8、7、6　陳虹ティン（チャイニーズタイペイ）
丹羽　9、8、6　森
浜本　8、6、8　永尾

●男子予選リーグ
町　9、7、-15、9、9　シェティ（インド）
上田　-9、-8、9、10、-10、8、7　ユイ・ジャーチン（シンガポール）
笠原　3、9、3、-7、-8、-10、5　オーケストレム（スウェーデン）
グロート（デンマーク）　7、9、-5、5、5　森本
大矢　-8、7、4、9、9　エーベルホー（スウェーデン）
軽部　4、-11、4、8、2　崔徳和（韓国）
森薗　10、7、8、10　ノルドベリ（スウェーデン）

　笠原が吠えた！相手はスウェーデンのオーケストレム。序盤はループドライブとパワードライブを織り交ぜた巧みな攻めを見せるも、オーケストレムの猛攻にあい最終ゲームへ。しかし、最後まで攻撃の手を緩めることのなかった笠原が押し切って勝利。これで2勝0敗とした笠原は決勝トーナメントへ駒を進めた。

　その他、町、上田、大矢、軽部、森薗が決勝トーナメント進出を決めている。

　大会初日は予選リーグ戦が行われているが、妙に粒高選手が多い気がする。近年の世界のトップを見ると、プレースタイルはシェーク両ハンドドライブ型のみに収束していくのではないかと思えてくるのだが、少数派スタイルにも頑張って欲しいものです。

●女子予選リーグ
李ダソム（韓国）　6、10、7、-8、5　森薗
劉高陽（中国）　9、6、6、9　根本
石垣　5、7、6、7　クマレサン（インド）
松平　5、10、7、-6、-3、7　李イェラム（韓国）
小野　-10、10、3、-9、6、6　陳虹ティン（チャイニーズタイペイ）
前田　-9、9、4、9、9　アッガルワル（インド）

今大会初戦となった森薗は、韓国の李ダソムに敗退。4ゲーム目を奪うが、李のパワーボールに終始押される展開となってしまった。また、根本もミスのないカットで粘りを見せたが、中国の劉高陽に敗れた。

●女子予選リーグ
周シン彤（中国）　7、9、2、-12、11　田代

ペン粒高＋表ソフトの周に、田代が翻弄された。
田代は4ゲーム目は相手のフォアを突いて接戦で制し、流れを掴んだかに見えたが、
回り込みストレートへのドライブにミスが出てあえなく敗れた。

周は、丁寧な両ハンドのカット性ショートを主体にしつつ、
「乗せ打ち」的なコンパクトなスイングのフォア攻撃も多用するスタイル。
また、つないで来るボールに対して裏面のカウンター気味のブロックでコースを突くのも上手い。
まだ中国女子の先輩、陳晴ほどの安定感はないが、
変幻自在の粒高攻守スタイルとして要注目の選手だ。


●男子予選リーグ
町　17、9、-5、6、-9、-9、2　廖振挺（チャイニーズタイペイ）
上田　-6、5、8、-7、9、8　徐延和（韓国）
笠原　11、9、5、3　チュウ・チェユー（シンガポール）
大矢　8、8、3、9　頼乙耀（チャイニーズタイペイ）
軽部　9、6、8、-11、-12、10　葉致緯（チャイニーズタイペイ）
森薗　4、1、2、5　徐嘉良（チャイニーズタイペイ）
塩野　5、8、7、-4、-9、-8、6　ヤン・サンフュン（韓国）

女子シングルス予選リーグの第1試合が終わり、男子シングルスの予選がスタートした。男子も女子同様、好調なスタートを切っている。

●女子シングルス予選リーグ
森　4、5、7、5　M.ダス（インド）
平野　-9、3、7、8、-6、12　ウー・ユエ（アメリカ）
根本　4、9、3、5　李恩姫（韓国）
浜本　10、8、9、-7、6　A.ダス（インド）
松澤　8、5、8、6　パトカル（インド）
加藤　8、6、2、7　葉東宜（チャイニーズタイペイ）
車暁㬢（中国）　-9、7、3、9、7　伊藤

女子シングルス、日本勢の滑り出しはおおむね順調だが、伊藤が第1試合で敗れた。ピッチの速いバックハンドで出足をリードしたものの、途中から車の回転量のある両ハンドドライブに手こずり、ブロックがオーバーする場面が何度も見られた。

　いよいよ開幕したジャパンオープン。第1試合は女子シングルスの予選リーグ。日本選手では、平野美宇、森さくら、浜本由惟、根本理世が登場だ。

　横浜では5年ぶり4回目の開催となるジャパンオープン。男子では昨年優勝の水谷隼、全日本チャンピオンの丹羽孝希、先のパリ世界選手権でベスト8に入賞した松平健太らが参戦。女子からは、五輪銀メダルトリオの福原愛、石川佳純、平野早矢香を始め、多数の日本代表メンバーが顔を揃える。今大会は、パリ世界戦直後ということもあり、大会直前に海外選手のキャンセルが相次いだ。そのため、全種目において日本勢のメダル獲得が期待されている。

　男子シングルス注目は、やはり前回優勝者の水谷隼だ。世界選手権ではまさかの初戦負けを喫したが、気持ちを切り替えて連覇を狙ってくることは間違いない。また、パリ世界選手権では馬琳（中国）、サムソノフ（ベラルーシ）を下し、許昕（中国）にもあと一歩に迫った松平健太のプレーにも注目だ。鉄壁のブロックに加え、コートを全面に使ったダイナミックな両ハンドプレーに衝撃を受けた方も多いだろう。さらに、現全日本チャンピオンの丹羽孝希、その前年の全日本を制した吉村真晴など注目選手が多数出場している。
　海外選手では、世界ランキング6位の荘智淵（チャイニーズタイペイ）や、シンガポールのガオ・ニン、韓国の若手・金珉鉐らが上位を狙う。中国からは世界選手権3回優勝のベテラン・王励勤と郝帥がエントリーしている。

　一方、女子シングルスの注目はやはり福原愛、石川佳純、平野早矢香だ。特に福原は昨年3位、一昨年2位と非常に安定した成績を残している。福原らしい前陣でのバックハンドからフォアで決めるプレーで、初の日本人選手優勝となるか？
　その他有力選手では、パリ世界選手権代表の森薗美咲、松澤茉里奈、松平志穂らが上位進出を目指す。特に松平は、全日本ジュニアで優勝、ビッグトーナメントでも実業団のトップクラスの選手を次々と下し2位、そして世界選手権でもベスト32と今国内で最も勢いのある選手だ。今大会も上位進出の可能性は高い。

　また、U-21にも国内のジュニア・学生界のトップ選手が多数出場。中学1年生になった平野美宇、伊藤美誠のミウミマコンビの活躍にも注目だ。

　6月19（水）〜23（日）に神奈川・横浜文化体育館で行われるジャパンオープン荻村杯2013。今年も卓球王国WEBでは本大会の速報を行います。ぜひお楽しみに！

　競技日程は以下の通りです。

19日（水）
●予選リーグ
男子／女子U-21シングルス
男子／女子シングルス

20日（木）
●予選リーグ
男子／女子U-21シングルス
男子／女子シングルス
男子／女子ダブルス

21日（金）
●決勝トーナメント
男子／女子U-21シングルス　〜準決勝
男子／女子ダブルス　1回戦
男子／女子シングルス　〜2回戦

22日（土）
男子／女子ダブルス　〜準決勝
男子／女子シングルス　〜準々決勝
男子／女子U-21シングルス　決勝

23日（日）
男子／女子シングルス　準決勝・決勝
男子／女子ダブルス　決勝